宮地嶽神社菖蒲まつりと津屋崎千軒を歩く

2015年6月6日()は、JR福間駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。

宮地嶽神社では、毎年5月31日に神職によって刈り取られた菖蒲を神前にお供えした後、その菖蒲を手にした巫女が、艶やかに舞いを捧げる「江戸菖蒲初刈り神事」が執り行われるのですが、それに合わせて5月最後の週末から6月の中旬まで「菖蒲まつり」が開催されています。

毎年この時期に福間駅で開催されるJR九州ウォーキングは、この「菖蒲まつり」とタイアップされていることが多く、私自身も約2年ぶりの参加となりました。

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没写真(Facebook)

    


JR九州ウォーキング
福間駅:宮地嶽神社菖蒲まつりと福津市津屋崎千軒の歴史・街並み散策!
(コース距離:約11km)
コース詳細
当日マップ

■JR福間駅(スタート地点) [地図]

9時10分頃、スタート地点のJR福間駅に到着。スタート受付では「鯛茶漬けフェアのパンフレット」と「松ヶ枝餅の割引券」をいただきました。

2年前に来た時は特設ステージでフラダンスが出迎えてくれたのですが今回はそういうのは無いみたいですね(^^;)


■宮地嶽神社 [地図]

この時間だと開運講社にて先着200名に配られるお守りも既になくなっていることが分かっていましたのでのんびりと歩いてきました。本殿まで続く長い階段を上ります。

【宮地嶽神社】約1600年前に創建された全国にある宮地嶽神社の総本社。商売の神様として信仰を集め、参拝客は年間250万人以上、福岡県内では太宰府天満宮に次ぐ多さを誇っています。


階段を上り終え振り返えると、参道が宮地浜まで一直線に続いているのを見ることができます。ここは年に2回、2月20日頃と10月20日頃に、宮地嶽神社からまっすぐ伸びた参道の延長線上に夕日が沈み、参道が夕日に照らされることから「光の道」とも呼ばれています。

宮地嶽神社参道の夕日(youtube)


参道沿いには菖蒲が並び、正面には宮地山が見えてきました。


境内にある日本一の大太鼓と大鈴を見学します。いつもはガラス戸で閉ざされているのですが、この日は珍しく開放されていました。


こちらが直径2.2m、重さ1トンの日本一の大太鼓です。全て国内より調達した材料により製作されています。


日本一の大きさを誇る銅製の大鈴です。直径1.8m、重さ450kgになります。


いつ見ても立派な楼門ですね。


今回のウォーキングの安全を祈願します(-人-)


拝殿には直径2.6m、長さ11m、重さ3トンの日本一の大注連縄が掛けられています。


拝殿前は菖蒲で埋め尽くされています。見頃は過ぎた感じでしたが、とても綺麗でしたよ^^



▲奥之宮不動神社 [地図]

2年前は「奥の宮」はコースには入ってなかったのですが、今回は正式なコースとなっていました。ただ、「奥の宮八社めぐり」は2年前にやってしまったので、今回は不動神社だけを訪れることにしました。

【奥之宮不動神社】不動神社が祀られる巨大古墳は、全長23mにもなる日本最大級の国指定史跡です。地下の正倉院ともいわれ、刀装具、馬具等約300点が出土、うち16点が国宝に指定されています。


不動神社の本殿は横穴式石室古墳となっており、祭壇は1月28日、2月28日、7月28日の年3回だけ入ることができます。


▲くど造り民家 [地図]

主棟が全て寄棟でコの字形に棟が回っており、上から見るとちょうどかまどの形に似ているところから「くど造り」と呼ばれています。「くど造り民家」の他にも「二棟造り民家」や「合掌造り民家」など日本各地から移築復元した古民家を見ることができました。


くど造り民家の裏には「宮ZOO」という動物園があり、ポニーやヤギと戯れることができます。


▲江戸菖蒲園 [地図]

約100種10万株の菖蒲の花が植栽されています。拝殿前の菖蒲と同様に見頃は過ぎていましたが、菖蒲の花の淡い色と青空との対比がとても素晴らしかったです(^^)







▲禊池 [地図]

毎年3月3日に執り行われる「流し雛神事」では願い事を込められた人形をこの池に流します。


宮地嶽神社の門前町では、スタート受付時にいただいた「割引券」を使って松ヶ枝餅を5個購入しました。


出来たてはやっぱり美味しいですね(´~`)モグモグ


宮地嶽神社を後にし、津屋崎方面へと歩いていきます。

津屋崎は江戸時代から昭和初期まで行われていた塩田の積出港として大いに栄え、その賑わいぶりは、家が千軒もひしめくようで、「津屋崎千軒」と呼ばれていました。残念ながら、江戸時代からの度重なる大火で町が何度も消失しましたが、現在も数軒が当時の面影を残しています


■津屋崎人形

津屋崎人形は、江戸時代、津屋崎で産出された良質の土で素朴な人形や動物を作り、素焼きに彩色したのがはじまりで、福岡県特産民芸品に指定されています。

津屋崎人形で有名な2つのお店を訪ねました。先ずは、原田半蔵人形店[地図]です。



続いて、筑前津屋崎人形巧房[地図]です。



■上田製菓 [地図]

江戸時代末期から続く「上田製菓」では羊羹の試食をさせていただきました。これがあっさりとした味わいでとても美味しく、お土産に3つも購入してしまいました^^


■津屋崎千軒なごみ [地図]

2009年7月にオープンした施設です。こちらでは1日300円で電動アシスト自転車をレンタルしていますので、津屋崎千軒散策に利用していいかもしれませんね。

館内では冷たいお茶でもてなしていただきました。


■豊村酒造 [地図]

140年の歴史ある酒蔵「豊村酒造」では、純米酒「豊盛」の試飲をさせていただきました。



■津屋崎千軒藍の家 [地図]

明治34年に建築された国の有形文化財に登録されている建物で、元は染物屋を営んでいた上妻家の住まいでした。平成6年に所有者から福津市へ寄贈され、現在では建物の保存・管理は市が、運営は民間団体が行っています。


館内では藍染めの展示販売がされていました。


虫食いや腐食を防ぐために、長期間海水に浸した建築材である「塩木」を使った大きな梁です。


■上田清商店 [地図]

うにの専門店である上田清商店前を通過。


■波折神社 [地図]

2年前は拝殿内に展示してある絵馬などを見ることができたが、今回は地元ガイドさんがいなかったので見ることはできませんでした(´;ω;`)

【波折神社】「波折」は波を鎮めるという意味で、昔漁師がしけに遭い、神様に祈ると三神が現れ、波を鎮めてくれたという伝説がこの神社の名前の由来です。毎年7月中旬に行われる津屋崎祗園山笠では波折神社を出発点とし、津屋崎交番付近を到着点とする「追い山」が行われます。


■お魚センターうみがめ [地図]

津屋崎漁港で水揚げされた旬の魚介類や加工品のほか、農産物も販売しています。


天気がいい日に海を眺めながら歩くのは最高ですね!


■潮湯の里 夕陽館 [地図]

館内には休憩所があったようですが立ち寄らず先を急ぐことにしました。


宮地浜の海水浴場。


宮地嶽神社の階段から見えた「光の道」を歩いていきます。 宮地嶽神社秋季大祭では御神幸行列もこの道を通ります。


■味のまるい [地図]

ちょうどお昼時だったので「味のまるい」に立ち寄りました。ここは焼き飯も美味しいのですが、この日はラーメンを注文。


あっさりとした昔ながらのラーメンといった感じで美味しかったです。1杯450円というリーズナブルさも気に入っています^^


■ぎょうざの山八 [地図]

福間駅開催のJR九州ウォーキングに参加した時は、必ずここに立ち寄って、お土産に餃子20個入りを購入するようにしています。

ぎょうざの山八餃子詰合せセット


今回はお土産だけでなく、店先で販売されてた焼きたての餃子を1パック購入してその場で食べてしまいました(^q^)


■JR福間駅(ゴール地点) [地図]

12時50分頃、ゴール地点の福間駅に到着。電車に乗って帰路に就きます。


       

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