JR九州ウォーキング2015年秋編開幕 / 黒田官兵衛のお墓参りに行ってきた
2015年9月5日(土)は、JR博多駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。今回からJR九州ウォーキング秋編がいよいよスタートします。
ちょうど1年前にNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」で話題となっていた黒田官兵衛ゆかりの地を巡る「官兵衛ウォーキング」に参加したのですが、コースの関係上「黒田家墓所」には立寄ることができずモヤモヤしてたんですよね~。今回のウォーキングで、ようやく官兵衛さんのお墓参りに行くことができました(^^)
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JR九州ウォーキング
博多駅:秋ウォーキングスタート!目指せ3,000人!8の寺社を巡る旅
(コース距離:約6.5km)
コース詳細
当日マップ
■JR博多駅(スタート地点) [地図]
9時頃、スタート地点の博多駅に到着。スタート開始から30分経つが、スタート受付に向かう人の波が絶えず驚く。
先着200名のICパスケースはもちろんダメだったが、先着3,000名の「BAN」を貰うことができた。ウォーキング中はデブ汗をかくのでこういうのは本当に助かる(^^)
スタート受付で貰ったコースマップの受付番号を確認するとなんと1784番!もう少し来るのが遅かったら、先着3,000名のこれすらもらえなかったかもしれない。JR九州ウォーキング恐るべし((;゚Д゚)
博多郵便局跡のビルが着々と出来上がっている。来年の春に「博多マルイ」がこのビル内にオープンするようだ。昔は博多駅前といったらオフィス街だったが、最近では「JR博多シティ」を始めいろんな商業施設ができ、かなり賑やかになってきている。
身支度を整えて、最初の目的地である住吉神社を目指す。(/゚▽゚)o レッツゴー
■住吉神社 [地図]
今回のウォーキングでは8つの寺社を巡るというものだったので、賽銭用の5円玉を多めに準備してきた。いつものごとく、今回のウォーキングの安全を祈願(-人-)
【住吉神社】全国に2,129社ある住吉神社の最初の神社。祭神は住吉大神(中筒男神、底筒男神、表筒男神)で、開運、航海安全、相撲の神として崇敬されている。本殿は国の重要文化財。境内の一角に西日本最大級の能楽殿がある
拝殿の横に目を向けるとなんか強そうな奴見つけた(゚Д゚;)
この強そうな奴の名前は「古代力士像」。あれ?前来た時にはこんなのなかったよな…と思って碑文を見たら、相撲と縁が深い住吉神社が伝統の継承を目的に2013年11月に造られたもののようだ。
力士の手相には「力」という字が描かれていた。ご利益がありそうだったのでとりあえず像に触っておく(^^)σツンツン
■萬行寺 [地図]
寺の前は何百回も通り過ぎたことはあるが、今回初めて立寄った。受付に居た猫以外に見所がなかったので本堂の写真を撮って次に向かう。
【萬行寺】1529年に開山。性空が普賢堂町に道場を建てたのが始まりと言われ、 1665年に現在の地である祇園町に移った。明治期の高僧である七里恒順和尚は 境内に龍華孤児院を作り経営するなど社会貢献につくした寺としても有名。
■櫛田神社 [地図]
今年7月4日に開催された西鉄電車レールあんどハイクで櫛田神社に来たが、その時は博多祇園山笠の前で境内が大変込み合っておりゆっくりできなかったので、今回はのんびりと境内を散策することにする。
【櫛田神社】博多の総鎮守として商売繁盛、不老長寿の守り神として信仰をあつめており、地元の人から「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。毎年7月1日から15日まで行われる福岡市を代表する祭り、博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山笠」は、この櫛田入りからスタートします。
楼門の天井から「干支恵方盤」がぶら下がっている。毎年大晦日にはこの円盤の矢印を回転させて迎える新年の恵方を示す。
拝殿横にある「霊泉鶴の井戸」。不老長寿に霊験あらたかといわれる霊水で、一口目には自分の不老長寿を、二口目には家族の不老長寿を、三口目には親類縁者の不老長寿を念じながら三口で飲むと御利益があるようだ。
境内の片隅には「博多べい」と呼ばれる独特のデザインの壁がある。これは約400年以上前に戦火に見舞われた博多の町の復興の際に、焼けた瓦や石を土に塗り込んで作った土塀。
櫛田神社の境内で一年中建っている飾り山を見た後は、次の目的地に向かう。
博多町家ふるさと館[地図]前を通過。ここ最近、スルーすることが多いので次回は立寄ることにしよう。
龍宮寺[地図]前を通過。このお寺は13世紀初めに博多湾で捕獲した人魚を埋葬したことから現在の寺号に改めたという言い伝えが残っている。
■東長寺 [地図]
西鉄電車レールあんどハイクの時は前を通り過ぎただけだったので、今回は久しぶりに「アレ」を拝みに立寄ることにした。
【東長寺】806年、空海が日本で最初に開いた真言密教の寺。福岡藩主・黒田家の菩提寺でもある。国の重要文化財の木造千手観音像、市文化財の六角堂がある。毎月28日は六角堂の扉が開き、6体の仏像が拝観できる。
「アレ」とは木造座像では日本最大級の大きさを誇る「福岡大仏」のこと。高さ10.8メートル、重さ30トンもあり、あまりの大きさに圧倒されてしまう。まだ見たことない方はぜひ一度足を運んで実際に見てもらいたいな~
そしてもう一つ、見てもらいたいのが大仏の台座内に設置されている「地獄・極楽めぐり」です。ここでは、おどろおどろしい地獄絵の先に続く闇を歩いて極楽浄土に辿り着けるかを確かめるというちょっとスリリングな体験ができます。
大仏殿の中は撮影禁止の為、ポスターの写真しか撮れなかった…ORZ
「黒田家墓所」といったら黒田官兵衛のお墓がある「崇福寺」が有名だが、ここ「東長寺」にも二代藩主・黒田忠之、三代藩主・黒田光之、八代藩主・黒田治高のお墓があります。
お釈迦様の骨が納められている五重塔や六角堂などを見てまわり、「東長寺」を後にした。
■承天寺 [地図]
ここは西鉄電車レールあんどハイクの時立寄ったのでスルーしようかと思ったが、「本当のうどん県は福岡だ」という啓蒙活動のため、いつもの写真を撮りに立寄るw
【承天寺】宋出身で貿易商の謝国明が1242年に建立し、宋から帰国した聖一国師が開山した禅宗寺院。国師が大陸から持ち帰った製粉技術を記す設計図により、うどん、そば、饅頭などの粉物文化が広まった。博多がうどん発祥の地と呼ばれるのはこのことによる。
博多文化発祥の地を物語る3つの石碑。左から「饂飩蕎麦発祥之碑」「饅頭発祥之碑」「満田彌三右衛門之碑」。一番左の「饂飩蕎麦発祥之碑」がうどん発祥の地を示す石碑です。
承天寺境内にある波目の美しい石庭、「洗濤庭」。普段は立ち入ることはできないが、「博多ライトアップウォーク」期間中は特別公開されている。
■博多千年門 [地図]
「博多千年門」は、2014年3月に承天寺の近くに造られた門です。今後千年にわたる繁栄を願って命名されています。
ちょっと新しすぎて周りから浮いている気がするんだけど…(´・ω・`)
■若八幡宮 [地図]
福岡市水道局の前にある博多では有名な厄祓い専門の神社。ここも今回初めて立寄る。
【若八幡宮】厄払いの神社として有名で、博多では「厄八幡」という愛称で親しまれています。 新暦と旧暦の大晦日に行われる「年越厄除大祭」や年初の祈願にはたくさんの人が訪れ長蛇の列ができます。
境内はそれほど広くはなかった。
本殿の裏には福岡市指定文化財「若八幡宮の力石」が置かれている。「若八幡宮の力石」は、江戸の力持ち木村興五郎が持ち上げた現在確認できる唯一の力石。
妙見通り沿いを歩いていると、ちょうどこの日は福岡高校[地図]の体育祭が開催されており、高校生たちの元気な声が響いていました。若いってええね(*゚∀゚*)
■東公園 [地図]
ここは大濠公園と並ぶ市内では有名なランニングスポット。この日も大勢のランナーが汗を流していましたよ。
東公園中央の丘の上には亀山上皇の銅像が設置されていた。うげっ、階段…
亀山上皇が元寇の時に「我が身を以て国難にかわらん」と、自ら伊勢神宮などに敵国の降伏を祈願させたという故事を記念し、元寇に縁のあるこの地に銅像が建立されたそうです。福岡市東区筥崎宮の楼門に掲げられた「敵国降伏」の額は、1274年の文永の役で炎上した筥崎宮の再興にあたってこの亀山上皇が納めた文字です。
丘の上で振り返ると福岡県庁[地図]が真正面に見えた。
■十日恵比須神社 [地図]
「正月大祭」の賑やかさとは打って変わって、普段は静かな神社ですね。
【十日恵比須神社】祭神は恵比須神の事代主命と大黒神の大国主命。商売繁盛、家内安全、無病息災にご利益があると伝えられています。毎年1月8日から1月11日に行われる十日恵比須で知られる神社。
市民体育館[地図]前を通過。この日はママさんバレーの福岡県大会が行なわれていた。
■崇福寺 [地図]
コースマップにも書かれていたが、崇福寺境内から「黒田家墓所」へと続く「藤水門」が閉門されているのをネットで調べて知っていたので、山門の写真だけ撮って先を急いだ。
ちなみにこの立派な山門は福岡県指定文化財で、福岡城の本丸表御門だったものをここに移築したそうです。崇福寺はこの山門以外特段見所がないんですよね(^^;)
■黒田家墓所 [地図]
崇福寺の外周道路を歩いていくと「崇福寺北門」に辿り着いた。この北門が「黒田家墓所」の入口になる。
ごみのポイ捨てなどのマナー違反が目立つようになってからは、黒田家墓所の見学は「まち歩きツアー(有料)」のみの公開だったのが、2015年4月25日から以下のように見学方法が変わったようだ。またマナーが悪くなれば、有料公開に戻ると思うので、ゴミは必ず持ち帰りましょう!
【4月25日からの黒田家墓所の見学方法】
- 開門日
平成27年4月25日以降の土曜日、日曜日及び休日
- 開門時間
午前10時~午後4時
- 墓所への入場方法
墓所の北門から入場してください(崇福寺側からは入場できません)。
- その他
駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。北門周辺は道路も狭く、駐車禁止となっており一方通行もあります。
墓所内には12基の墓が並んでいた。
黒田家墓所の配置図です。ちなみに11代から15代の黒田家の方々は東京の青山墓所に眠っている。
こちらが福岡藩祖、黒田官兵衛(如水)のお墓。ほかのお墓と比べて赤っぽい色だが、官兵衛の兜の色と同じにしているのだろうか?
こちらが福岡藩初代藩主、黒田長政のお墓。
官兵衛・長政親子の墓前で手を合わせ、黒田家墓所を後にする。
■市営地下鉄 千代県庁口 [地図]
11時50分頃、ゴール地点の市営地下鉄「千代県庁口」駅に到着。最近の博多駅スタートのJR九州ウォーキングは市営地下鉄の駅がゴール地点になることが多い。スタート・ゴールとも博多駅のコースはバリエーションが少ないのでゴール地点を市営地下鉄の駅にするのはいいことだと思う。将来的に西鉄の駅もゴール地点になったらもっとバリエーションが増えていいと思うのだが…
ゴール受付ではポイントを貰う。アルミジョグボトルがもらえる20ポイントまであと5ポイント。2015年秋編中に交換できるように頑張りたい!
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