2015年博多祇園山笠を歩く その5
前回(2015年博多祇園山笠を歩く その4)の続き
今回は、番外櫛田神社~十一番山笠キャナルシティ博多の飾り山と「清道旗」が立てられる櫛田神社、東長寺、承天寺を巡りました。
※以下のような色分けで立ち寄った場所を表示します。
■飾り山笠|■舁き山笠|■その他のポイント
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■承天寺 [地図]
承天寺は、1242年に聖一国師によって開山された歴史ある禅寺です。
聖一国師が博多の町中で流行していた疫病を退散させるため、町人に担がせた施餓鬼棚に乗って祈祷水をまきながら町中を祈祷して廻って病魔を退散させたことから、承天寺は「博多祇園山笠の発祥の地」と云われています。その記念碑がある山門前では、追い山ならし・追い山の日になると、「清道旗」が立てられます。
聖一国師が宋より持ち帰った製粉技術により、うどん・そばの作り方が日本中に広まったことから、承天寺の境内には「饂飩(うどん)蕎麦(そば)発祥之地」という石碑が建っています。このことから本当のうどん県は香川県ではなく福岡県だと主張する方もいらっしゃいますw
ま、実際の話し福岡に来て本当に食べなきゃいけないのはラーメンよりうどんだと思いますよ(^^)
■博多千年門 [地図]
博多千年門は承天寺通りに建つ木造の門で、博多の寺社町エリアへと導くウエルカムゲートとして平成26年3月に完成しました。
■東長寺 [地図]
806年に弘法大師空海が日本で最初に開いた真言密教のお寺です。福岡藩主黒田家の菩提寺でもあります。こちらも追い山ならし・追い山の日になると、東長寺の前を走る大博通りのセンターライン部分に「清道旗」が立てられます。
大博通りにある櫛田神社一の鳥居[地図]をくぐります。
ここからはレールあんどハイクのコース通りに歩いて行きます。好き勝手に歩いていたので危うく参加していることを忘れるところでした(^^;)
櫛田表参道沿いの博多町家ふるさと館[地図]前を通過。
ここは博多織の織元が建てた町家を移築したもので、「町家棟」「展示棟」「みやげ処」の3つのゾーンがあり、博多の伝統文化をわかりやすく紹介しています。
■櫛田神社 [地図]
博多祇園山笠の聖地、櫛田神社に到着しました。
櫛田神社は、博多っ子から「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。博多祇園山笠は、櫛田神社右殿の素盞嗚大神に対する奉納の行事として行なわれているものです。
追い山ならしと追い山では、境内の桟敷席に取り囲まれた清道を回って「櫛田入り」を奉納します。櫛田神社の御清道も既に準備万端のようですね(^^)
2年前にはここで行橋別府100kmウォークの参加当選を祈願したことを思い出しました。
■番外 櫛田神社
櫛田神社の境内に建っています。この飾り山は追い山終了後も継続して飾られているので一年中見ることができます。
▲表
【標題】呑取名槍黒田誉
▲見送り
【標題】烟満国聖帝御世
陸橋[地図]を渡って、ゴール地点のキャナルシティ博多を目指します。
■キャナルシティ博多(ゴール地点) [地図]
12時10分頃、ゴール地点のキャナルシティ博多に到着しました。所要時間1時間のコースを約2時間40分かけてようやく到着です。ゴール受付では参加特典のみかんジュースをいただきました。
■十一番山笠 キャナルシティ博多
キャナルシティ博多地下1階のサンプラザステージに建っています。飾り山の周辺が吹き抜けになっているため、上からでも左右どちらからでも見ることができます。また、飾り山のそばには今年の記念手拭いが展示されていました。
▲表
【標題】名槍寿祝宴
▲見送り
【標題】勇蜂躍動勳
飾り山を見た後は、参加特典の割引券を使うため、キャナルシティ博多5階のラーメンスタジアムに向かいます。
数あるラーメン店が建ち並ぶ中どれを食べようかと悩みましたが、今までお店でみそラーメンを食べたことがなかったので「札幌らーめん 大地」を選びました。
もちろん味噌ラーメン(850円)を注文。あまり期待していませんでしたが、味噌なのにあっさりとしたスープと極太のちぢれ麺との相性がよくおいしくいただきました。でも、あの量で850円は若干高いような気がしましたけどね(^^;)
ラーメンを食べ終わり、帰路に就きます。
その6(完)に続く(次回が最終回です)
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