箱崎ウォーク~九大、放生会、ハクハクを訪ねて~
2014年9月13日(土)は、JR箱崎駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
箱崎駅でのJR九州ウォーキングは約2年ぶりになります。前回は多々良川沿いの遊歩道を歩きましたが、今回は箱崎地区周辺に限定したコンパクトなコース設定に変更になっていました。
立ち寄りポイントの筥崎宮ではちょうど放生会が開催されており、さらに新たな立ち寄りポイントとして博多の食と文化の博物館(ハクハク)も加わっていたので楽しみに参加してきました^^
⇒ウェア&シューズ70%以上OFF
⇒没写真(Facebook)
JR九州ウォーキング
箱崎駅:筥崎宮「放生会」、九大キャンパス、博多の食と文化の博物館を訪ねて!!
(コース距離:約6.5km)
コース詳細
当日マップ
■JR箱崎駅(スタート地点) [地図]
10時20分頃、スタート地点のJR箱崎駅に到着。このコースには先着順の参加特典などはないためちょっと遅めにやって来ました(^^;)
スタート受付を済ませ、秋晴れの中箱崎駅を出発します(/*´∀`)o レッツゴー
■米一丸地蔵堂 [地図]
米一丸って誰? (´・ω・`)
【米一丸の供養塔】鎌倉時代に主君の奸計にかかって箱崎松原で自害したという、悲劇の主人公・米一丸の供養のために建てられたとされる。県指定文化財。
■将軍地蔵尊本堂 [地図]
地元ガイドさんの説明によると、この地蔵尊は福岡藩藩主黒田忠之が建立したそうで、以前は九州大学構内にありましたが、工学部建設でこの地に移されたそうです。こちらでは冷たいお茶の接待をしていただきました^^
将軍地蔵です。
【将軍地蔵(石造地蔵菩薩座像)】平清盛の長男重盛が砂金3千両を宋国育王山へ寄進したお礼に贈られたといわれています。高さ162.5cm、像高80.8㎝で県指定文化財です。
■パンストック [地図]
いつも行列が出来ることで有名なパン屋さん「パンストック」にやって来ました。立寄りたかったのですが、この日も行列ができていたのでスルーしました…ORZ
■九州大学箱崎キャンパス [地図]
伊都キャンパスへの統合移転に伴い、キャンパス内の近代建築物も取り壊されてしまうかもしれないので写真を撮りながら歩くことにしました。
【九州大学】日本、世界の各専門分野の第一線で活躍する人物を多く輩出してきた西日本最大級の国立大学です。その歴史は100年に遡り、古い建築群が重厚な雰囲気を出しています。最終的には、福岡市西部の伊都キャンパスに医学部以外が移転する予定です。
▲九大農学部正門 [地図]
農学部正門から箱崎キャンパス内に入ります。
▲旧航空工学教室 [地図]
【旧航空工学教室】1939年完成。近代建築が理想としたスタイルで造られています。この時期としては進んだ造形原理を持ち込んだ建築で、建築史的価値は高い。
▲旧応用科学教室 [地図]
【旧応用科学教室】1927年完成。空襲回避のための偽装塗料で少し黒ずんでいるが、3つの量感のプロポーションが整っているため落ち着いた風格を保っています。
▲創立50周年記念講堂 [地図]
【創立50周年記念講堂】1967年完成。水平の巨大な4階部と大ホール部分の打放しコンクリートが強烈な印象を与えます。正面の幅広な階段もその構造美を一層強めています。
▲工学部本館 [地図]
【工学部本館】1930年完成。工学部本館の量塊性に満ちた複雑な造形を茶色のスクラッチタイルが覆い、個性的な存在感をもたらしています。
▲事務局本館 [地図]
【事務局本館】1925年完成。もともと消失した工学部本館煉瓦材の再利用によって造られた建物。窓枠、要石、礎石などの意匠がアクセントを与えています。
▲旧応力研生産研本館 [地図]
【旧応力研生産研本館】1925年完成。外観では、塔屋上部の連続する円弧状の庇が目を引きます。鉄骨鉄筋コンクリート造としては九大内で一番古いです。
▲正門守衛所 [地図]
【正門守衛所】1911年完成。天神にある赤煉瓦文化館とよく似ています。白い御影石の繊細な意匠が特徴的で、九大内でも優れた煉瓦造建築です。
▲九大正門 [地図]
煉瓦造りの正門は風格が漂っていますね。 ここで箱崎キャンパス内の散策を終え、次の目的地へと向かいます。
■箱崎翔店 ひだまりのぷりん [地図]
JR九州ウォーキング参加者で大盛況だったらしく、商品ケースには何も残っていませんでした。楽しみにしていたのに…ORZ
■福岡市東区役所 [地図]
国道3号線沿いを歩き、東区役所前を通過。筥崎宮までもうすぐです!
■筥崎宮参道 [地図]
筥崎宮参道沿いには放生会の出店がずらーっと建ち並び、大勢の人で賑わっています。放生会に来るのも小学生の時以来ですのでとても懐かしかったです。あの頃は見世物小屋がありましたが、今でもあるのでしょうか?
【筥崎宮放生会】博多三大祭りの一つである秋祭り。 1000年以上も続いている重要な祭典で、全ての生命あるものをを慈しみ殺生を戒めるための神事で、同時に秋の実りに感謝するお祭りです。毎年9月12日から18日まで行われ、約1kmの参道に約500もの露店が並び、連日連夜大勢の人で賑わいます。
出店からはおいしそうな匂いが漂っていますが、明日開催される飯塚~武雄100キロウォークに向けてダイエット中だったので我慢します><
出店で放生会名物の葉っぱ付き新生姜を1個購入。1個500円は高い気もするが、縁起物なのでしょうが(生姜)ないかな。
■筥崎宮花庭園 [地図]
ウォーキング参加者は無料でした^^v
【筥崎宮花庭園】1987年開園。豊臣秀吉が箱崎大茶会を開いてから400年を記念して造られた回遊式の本格的な日本庭園。
開園時間:9:00~17:00
入園料金:100円~500円(花の状況により料金変動)
夏が終わったばかりで咲いている花の種類は少なかったです^^;
■筥崎宮 [地図]
人でごった返す筥崎宮参道を歩き終え、筥崎宮入口に到着。
【筥崎宮】宇佐神宮、石清水八幡宮とともに日本三大八幡のひとつとして知られています。921年に醍醐天皇の勅によって穂波郡大分八幡宮から遷座したのが創建。一の鳥居、楼門、拝殿、本殿は国指定重要文化財です。1月3日の玉せせり、9月12日から18日までの放生会は多くの人で賑わいます。
境内には箱崎宮のパワースポットである湧出石があります。この石に触れると運が湧き出るといわれています。
楼門はいつ見ても威風堂々としていますね。楼門に掲げられた「敵国降伏」の額は、元寇襲来で炎上した筥崎宮の再興にあたって亀山上皇が納めた文字だそうです。参拝客が列を作っていたので、先を急ぐことにしました。
■博多の食と文化の博物館(ハクハク)(館内撮影可) [地図]
2013年4月にオープンした博多の食と文化の博物館(ハクハク)にやって来ました。
【博多の食と文化の博物館(ハクハク)】明太子の老舗・味のめんたいこ「ふくや」が展開するフーズファクトリー。博多名物明太子の工場見学はもちろん、 試食や、明太子づくり体験もできます。直売店では作りたての明太子を買うこともできます。その他、ミュージアムや、博多の名産品やレアアイテムも揃うショップなどもあります。
営業時間:10:00~17:00
入館料:大人300円、小学生以下無料
入口前には博多祇園山笠の舁き山が展示されています。
ここもウォーキング参加者は入館料が無料でした^^v
エントランスです。右手側はショップ・カフェへと繋がり、左手側はミュージアムへと繋がっています。
ショップコーナーです。明太子のほかにも福岡・博多で人気の高いお土産が厳選して販売されていました。
⇒チューブタイプ明太子
明太子の試食コーナーには人だかりができていました。
⇒ふくやの明太子600g(訳あり)
カフェコーナーです。明太焼きもちや明太フランスなどのハクハク限定のオリジナルメニューを提供しています。
ミュージアムコーナーです。ミュージアムでは山笠の3D映像の上映など博多の祭りの紹介や博多の伝統工芸品が展示されていました。
こちらはラーメンやうどんなどの博多の食についての展示がされていました。
ミュージアムコーナー奥の階段から2階へ上がると、工場見学コーナーになっています。
明太子の漬込みから梱包までの製造工程を実際に見学することができます。
工場見学コーナーの最後にはふくやの創業当時の店舗を再現した展示と創業者川原俊夫の人物史が紹介されています。
■JR箱崎駅(ゴール地点) [地図]
12時15分頃、ゴール地点の箱崎駅に到着。今回のコースはスペシャルコースということでゴール受付ではポイントを2個いただき、帰路に就きました。
この記事へのコメントはこちら