糸島三都110km(キロ)ウォーク初参加報告 後編

前回(糸島三都110キロウォーク初参加報告 中編)の続き

今回は糸島三都110キロウォーク初参加報告の完結編です。第1チェックポイントのファームハウスからゴールまでのウォーキングの様子を報告したいと思います。

【お詫び】私のカメラ付携帯電話にはフラッシュ撮影などの機能がないため夜間・雨中の写真はボケボケでかなり見づらいと思いますが予めご了承ください<(_ _)>

100km!(女子高生の体験記)[文庫版]
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没写真(Facebook)

    


ファームハウス(40km地点 第1チェックポイント 制限時間21:15) [地図]

19時??分頃、第1CPのファームハウスに到着しました(5.??km/h)。

受付ではタイム記入票(ブログ参照)に到着時間とスタッフのサインを記入してもらいます。

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こちらでは地鶏の炭火焼、おにぎりと卵スープをいただきました。疲れた体には、暖かい物が嬉しいですね^^

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ファームハウス内は参加者とスタッフたちで大変賑わっています。こういう賑やかな場所から一人暗闇の中へ歩き出す時って結構気合がいるんですよね。でもこの時点でもまだ雨が降ってなかったので、距離を稼ぐ為気合を入れて出発しました。

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■コロニーサーフ(46.3km地点 第4給水ポイント) [地図]

20時50分頃、給水ポイントのコロニーサーフに到着しました(5.24km/h)。

休憩しようとするとパイプ椅子を差し出してくれたスタッフさんがいました。そのスタッフさんをよく見るとなんと高橋徹郎(スター高橋)さんです。さらに司会をされていた原田らぶ子さんから梅干をいただきました(°0°)

こういう人達は最初の方だけいて、後はもう帰られているものと思っていたのですが、普通にスタッフとした働かれている姿を見てなんだか感動してしまい、ものすごく元気をもらったような気がしました。私も負けてられないと休憩もそこそこに出発します。

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21時35分頃、50km地点 [地図] を通過(5.22km/h)。可也山麓の県道54号線沿いを歩いて行きます。

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「小富士」信号機 [地図] を右折し、県道571号線沿いを加布里漁港へと歩いて行きます。写真は弁天橋 [地図] 付近。

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■加布里漁港(54km地点 第2チェックポイント 制限時間00:30) [地図]

22時??分頃、第2CPの加布里漁港に到着しました(5.??km/h)。

今まで暗い道を一人で歩いてきたせいかこういう明るい場所に来るとホッとします(´∇`) ホッ

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こちらでは、そうめんちりと甘酒をいただきました。そうめんちりは柚子胡椒が効いていて大変美味しかったです。甘酒はおかわりまでしてしまいました^^

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こちらのCPでは500円でマッサージが受けられます。私にしてはオーバーペースなのですが筋肉痛などもなく、持病の左足裏の痛みもない為先を急ぐことにしました。

スタッフさんの「頑張って!」の声援に後押しされて加布里漁港を出発します。ここからは糸島三都110キロウォーク2周目の始まりです!

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23時35分頃、60km地点 [地図] を通過(5.18km/h)。

同じコースを2回歩くのは精神的に辛いと聞いていたのですが、辺りは暗く、昼間歩いたコースとはまた違ったコースのような感じがして私としてはそんなに苦にはならなかったです。

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■石崎公民館(62km地点 第5給水ポイント) [地図]

0時頃、2周目の石崎公民館に到着しました(5.17km/h)。こちらではDoleの極選バナナを2本いただきました^^

ここに来るまで考えないようにしていたんですが、バナナを食べながら、「もしかして雨なんか降らないんじゃないの?」と思った矢先、小雨が降りだしてきました…ORZ

雨具を装着し出発します。

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三坂付近では電照菊の光が夜道を照らしています。この辺りから急に雨脚が強まり本格的に降り始めました。

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■伊都菜彩(74.2km地点 第3チェックポイント 制限時間05:30) [地図]

2時??分頃、第3CPの伊都菜彩に到着しました(5.??km/h)。

雨が本格的に降り出してきたためCPの雰囲気はかなりどんよりとしています。休憩スペースのブルーシートに倒れこみ動こうとされない方もいらっしゃいます。行橋別府100キロウォークの時体験したまるで野戦病院のような宇佐のチェックポイントを思い出しました。(ブログ参照)

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伊都菜彩ではカレーライスと豚汁をいただきました。体が温まって大変美味しかったです^^

ここに来るまではブログ用の写真をいっぱい撮ることを目標に頑張ってきましたが、これから先は雨のため写真がなかなか撮れない状況になってしまいました。それだったら目標を写真を撮ることから24時間を切って完歩することにシフトさせることにしました。

雨の中、意を決して出発(((((((( *・`ω・)っ

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■九大伊都キャンパス(80.2km地点 第6給水ポイント) [地図]

4時10分頃、給水ポイントの九大伊都キャンパスに到着しました(4.96km/h)。

昼間は気付きませんでしたが、スタッフさんは結構若い人が多かったです。九大生のボランティアでしょうか?

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こちらでは、マドレーヌと熱いコーヒーをいただきました。

雨は止む気配もなく降り続いており、これから先かなり暗い夜道を一人歩かなくてはいけないのかと思うと、ここが精神的に一番きついポイントでした。

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5時20分頃、小浜集会所(85.8km地点) [地図]付近で少しずつ夜が明け始めました。

二見ヶ浦の夫婦岩 [地図] を通過。2周目も写真を撮れてよかったです。道中、歩道の縁石に躓いて擦り傷を作ったりしましたが、なんとか頑張って歩いています。

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ファームハウス(92.5km地点 第4チェックポイント 制限時間10:30) [地図]

6時??分頃、第4CPのファームハウスに到着しました(5.??km/h)。

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こちらでは、パン2個、バナナ、飲むヨーグルト、卵スープをいただきました。ここまで振舞われたものはすべてたいらげてきたのですが、食欲はあまりなく、飲むヨーグルトと卵スープだけ食べて残りはバックの中にいれます。

足裏に違和感を感じていたので靴下を脱いで調べてみると、大量の肉刺ができていました。これまでかなりの数の長距離ウォーキングイベントに参加してきましたが、肉刺ができたことが一度もなかったため安全ピンや消毒薬などの肉刺対策を装備(ブログ参照)のなかに入れることを完全に忘れていました。

llllll(-_-;)llllll 俺って馬鹿…

しかたなく、靴下だけ履き替えて出発します。

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「野北」信号機付近(95.2km地点) [地図]。

肉刺が潰れる度に「アヒャ」という奇声を上げながら歩いて行きますw

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一周目は全然気付かなかったのですが、疲労困憊で下を向きながら歩く二周目になると、誘導の矢印にメッセージが書かれていることに気付きます。


■コロニーサーフ(98.8km地点 第7給水ポイント) [地図]

8時15分頃、給水ポイントのコロニーサーフに到着しました(4.88km/h)。

高橋徹郎(スター高橋)さんと原田らぶ子さんは、まだスタッフとして参加者の接待をされていました。こちらでは熱いコーヒーだけいただき出発します。

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8時30分頃、100km地点 [地図] を通過(4.88km/h)。ここからの残り10kmは、眠気や筋肉痛、肉刺を潰した痛みなどが混ざった辛く長い道のりでした。ゴールすることだけを考えて、気合と根性でひたすら歩きます。

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「加布里漁港」信号機付近(106.3km地点) [地図]。

小雨だったのが、この辺りから急に強い雨が降り出しました。楽にはゴールさせてくれないようですね(;´Д`)

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■丸田池公園(110.4km地点 ゴール 制限時間16:00) [地図]

ゴ━━━━━━ヽ(´∀`*)ノ ━━━━━━ル!!!!

スタッフの方々から温かい拍手と声援で迎えていただきました。いつものごとく似合わないガッツポーズでゴール写真を撮ってもらいます^^

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完歩者1人1人に対して表彰式も行われます。大会実行委員長の平川さんより完歩証と完歩バッジが授与されました。目標の24時間以内の完歩が達成でき大満足です(^▽^)

この後は着替えを済ませ、ゾンビ歩きで帰路に就きましたw

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■感想

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完歩直後は「もう二度と参加するか!」と思っていました。そして10日ほど経った今では…やっぱり二度と参加したくないイベントです。 雨さえ降らなければもっと印象が変わっていたかも知れませんが、やっぱり第一印象って大切ですねw

参加者のみなさん、本当にお疲れさまでした!!そして、スタートからゴールまでサポートして頂いたスタッフ・ボランティアのみなさん、本当に有難うございました<(_ _)>

■糸島へ行こう! 糸島三都110キロウォークダイジェスト編

       

コメント一覧

  1. モヒカン より:

    やはり苛酷な大会のようですね。
    キツそうだなぁと思う反面、出てみたいと思いました。
    不思議ですね。
    暖かくなり、本格的なウォーキングシーズンの到来ですね。
    今年も楽しくなりそうです。

  2. ふくすけ より:

    モヒカンさん、こんばんは^^
    萩往還70キロもうすぐですね
    怪我の具合は大丈夫でしょうか?無理をせず、頑張ってくださいね
    私も参加予定の佐世保島原ウルトラウォークラリーの開催日が迫っているのですが、糸島110のダメージのせいで参加するかどうか決めかねています^^;
    コメントありがとうございました

  3. 雪だるマン より:

    初めまして。以前より時々ブログを拝見させていただいておりました雪だるマンと申します。
    昨年、行橋別府100キロウォークに挑戦し24時間半をかけてやっとのことでゴールにたどり着きました。皆さんが仰るとおり「もうこんなキツイ思いは二度と嫌だ!!!」と思うのは2、3日で、もう来年のことを考えている自分に気付き(笑)結構驚きました。
    今回、糸島110キロか佐世保島原のどちらかに参加したいと考えているのですが、お年頃と言われる年齢はとうの昔に過ぎ去ったものの、女性一人の参加のため、どちらが参加しやすいものか…と悩んでおります。
    100キロウォークエキスパートのふくすけ様に何らかのアドバイスを頂ければとコメントさせていただきました。よろしくお願い致します。

  4. fukusuke より:

    雪だるマンさん、はじめまして
    管理人のふくすけと申します。

    >今回、糸島110キロか佐世保島原のどちらかに参加したいと考えているのですが、お年頃と言われる年齢はとうの昔に過ぎ去ったものの、女性一人の参加のため、どちらが参加しやすいものか…と悩んでおります。100キロウォークエキスパートのふくすけ様に何らかのアドバイスを頂ければとコメントさせていただきました。

    これは、なかなか難しい質問ですね(-_-)ウーム

    糸島110も佐世保島原105もどちらも素晴らしいイベントなのでどちらがいいとは一概に言えないのですが、女性一人での参加ということであれば、「佐世保島原105」の方をおススメしたいと思います。

    なぜなら、糸島110のコースは夜になると街灯もない暗い場所が多く、特に九州大学伊都キャンパス~ファームハウスの区間は男の私でも一人で歩くのは怖かったです^^; それに比べて佐世保島原105は、国道や県道などの幹線道路沿いを歩くことが多いので、多少薄暗い箇所もありましたが、街灯がまったくないということはないので安全に歩きやすいと思います。

    また、糸島110は同一コースを2周しなくてはならず、2周目はあとどれぐらい歩かなくてはいけないかを1週目で体験してて分かっている為、精神的に辛いイベントだと思います。

    雪だるマンさん、いずれのイベントに参加するにせよ無事に完歩されることを心よりお祈り申し上げます。また、アドバイスが必要な時はいつでもコメント欄に書き込んでください^^

    コメントありがとうございました。

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