城山(宗像市)登山と赤間宿まつりを歩く 前編
2016年2月21日(日)は、にしてつレッツハイクの城山コースに参加してきました。またこの日は、城山麓の唐津街道赤間宿で「赤間宿まつり」が開催されており、城山登山後にこちらのお祭りにも立ち寄ってきました。
約3年前のJR九州ウォーキングの時城山には登ったことがあるのですが、低山の割には傾斜も急でなかなか歯応えのある山だったことを思い出します。あの時に比べると体重も激太りしているので、参加前は山頂に到達することができるのか不安な気持ちでした(^^;)
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■にしてつレッツハイク「城山コース」概要
▲開催日
平成28年2月21日(日)
▲集合場所
福岡県宗像市 西鉄バス赤間営業所横駐車場 [地図]
▲スケジュール
- スタート受付時間
- ゴール受付時間
9:30~10:00
11:30~13:00
▲コース
赤間営業所横駐車場(スタート)~正面登山口~城山~石峠~赤間営業所横駐車場(ゴール)(約6km)
●コース図
●参考資料
「福岡県超低山100」(雑誌Green Walk特別版)43ページの地図
■西鉄バス赤間営業所横駐車場(スタート地点) [地図]
9時40分頃、スタート地点に到着。既に100名近い参加者が列を作って、スタッフからのコース説明を聞いていました。
コース図と参加証シール、協賛の森永製菓からミルクキャラメルを頂きます。
スタッフからの説明も終わり、いよいよ出発です(`・Д・)ィッテキマス!!
住宅街を抜け、すこし歩くと城山の山容が目の前に現れます。
「正面登山口」まで続く上り坂を歩いていると、汗が吹き出し、息が切れてきました。まだ登山口にも到着していないのにこの有様、先が思いやられますね(^^;)
■城山 [地図]
【城山】宗像市と遠賀郡岡垣町との境に連なる宗像四塚の一つです。標高は369.3m。安土桃山時代までは戦国大名の宗像氏の居城があり、蔦ヶ嶽城と呼ばれ、難攻不落の城でした。全国的にも貴重なウスキキヌガサタケの存在で知られおり、出現期は例年6月中旬くらいです。
▲正面登山口(教育大登山口) [地図]
出発してから15分ほどで「正面登山口」に到着。ここには登山者用の駐車スペースが有り、車5台ほどが駐められます。
休憩所とトイレも設けられています。トイレはこの先ありませんので、ここで済ませておいたほうがいいでしょう。
登山口脇には水汲み場もあります。この水は地下200mからポンプで汲み上げられており、登山者だけでなく地元の方もわざわざ汲みにやって来るそうですよ。
登山口までの上り坂で水を大量に飲んでしまったので、私もここで水筒に補給しました^^
登山口横に置かれていた竹の杖を借り、山頂目指して階段を登り始めます!
前に登った時も思いましたが、登山道は整備が行き届いておりとても歩きやすいんですよね。階段には、このように手すりも設置されています。
正面登山口から200mほど歩くと、三叉路分岐が現れます。左は最短で山頂に向かう「正面登山道」です。右は「自然道」で、岡垣町方面から迂回して山頂を目指します。
今回のレッツハイクでは「正面登山道」がコースだったので左に向かいます。
この標識を見て、正面登山口からまだ400mほどしか歩いていないことに愕然とします。当たり前の話ですが、普通の道を歩くのと登山道を歩くのでは距離感覚がかなり違いますね(^^;)
ここは「十本杉」と呼ばれている場所で、周囲には樹齢数百年の杉の木がいくつかそびえていました。
正面登山道には所々にこのようなベンチが設置されています。体力に自信のない方はベンチで休み休み山頂を目指されたほうがいいでしょう。
▲三郎丸分岐
「正面登山道」と「三郎丸登山道」が合流する「三郎丸分岐」に到着しました。ここから山頂まではまだ400mあります。
前回登った時は、ここでは休まずそのまま山頂を目指したのですが、今回は5分ほど休憩をとりました。3年前から比べると、体力が落ちていることを実感します(´・ω・`)ショボーン
息を整え、三郎丸分岐から再び山頂を目指します!
階段嫌い!
山頂まで200mの地点はちょっとした広場になっています。ここでもまた息を整えます。
山頂まであと100m。あと少しです!
▲城山山頂広場
なんとか山頂に到着しました\(^ ^)/バンザーイ
標高は369mと低山の部類に入りますが、私のように日頃山登りをしない人にはかなりしんどい山ですので舐めてかからないほうがいいと思います。
山頂広場には小屋があり、登山ノートが設置してあります。そのノートを見ると、多くの人が城山に登っていることがわかります。
山頂広場は広くすっきりとしており、展望もなかなかよかったです^^
こちらは響灘方面の展望です。
こちらは玄界灘方面の展望。遠くには大島も見えました。
こちらは赤間方面の展望。「赤間宿まつり」が開催される旧唐津街道赤間宿の様子が見えました。
古城址の案内板。
広場北側の片隅にある山ノ神。毎年4月29日の昭和の日には、「城山まつり」が開催され、山ノ神の前で安全祈願の神事が執り行われるそうです。
山頂広場付近の散策を終えると、準備していた弁当で早めの昼食をとることにしました。
▲宗像四塚縦走路
山頂広場で20分ほど休憩した後、下山に向けて先に進みます。
前回の登山の時は、「三郎丸分岐」までの道を折り返し、「三郎丸登山道」を歩いて下山しました。今回は「宗像四塚縦走路」を通って「石峠」まで下り、そこから「三郎丸登山口」を目指すコースを歩いて下山します。
こちらのコースは急坂がかなり多いので、下山時は注意して歩かれて下さい。
補助ロープを握りしめ、借りていた竹の杖を駆使し、転ばないようにゆっくりと歩きます(;´Д`)
▲石峠
城山山頂から30分ほどで「石峠」に到着。
ここをまっすぐ進むと「金山山頂」に向かい、右に曲がると「岡垣上畑登山口」、左に曲がると「三郎丸登山口」へと向かいます。
ここは、「赤間」への標識に従って左に進みます。
「石峠」を過ぎると、道が緩やかになってきました。
また分岐点[地図]が現れました。まっすぐ進むと泉ヶ丘方面に向かいますので、ここは左折します。
▲三郎丸登山口 [地図]
「三郎丸登山口」に到着。ここには「正面登山口」のようにトイレや休憩所は設置されていませんでした。借りていた竹の杖をここで返却します。
「三郎丸登山口」からちょっと離れた場所に登山者用の駐車スペース[地図]がありました。
■尾降神社 [地図]
尾降神社前を通過。ちなみに「尾降」と書いて「おさがり」と読みます。
【尾降神社】三郎丸地区鎮守のお社で、往昔神様が城山の尾根に降臨したので尾降神社と称されました。
しばらく歩くと県道75号線に合流。そこからゴール地点を目指して歩きます。
■西鉄バス赤間営業所横駐車場(ゴール地点) [地図]
12時頃、ゴール地点に到着。ゴール受付では参加記録カードに認定印と累計キロ数を記入してもらいます。
この後は、ここから歩いて5分ほどの旧唐津街道赤間宿で開催されている「赤間宿まつり」に立ち寄ってみることにしました^^
後編に続く
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