城山(宗像市)登山と赤間宿まつりを歩く 後編
前回(城山(宗像市)登山と赤間宿まつりを歩く 前編)の続き
「赤間宿まつり」は地元の勝屋酒造の蔵開きにあわせ、毎年2月の第4日曜日に開催され、今年で18回目を数えます。
西鉄レッツハイクのゴール受付を済ませた後は、「赤間宿まつり」が開催されている唐津街道赤間宿通りへと向かいます。タダ酒飲むぞ~\(^o^)/イヤッホー
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■第18回 赤間宿まつり概要
▲開催日
2016年2月20日(土)~21日(日)
▲開催時間
10:00~15:30
▲会場
福岡県宗像市 唐津街道赤間宿通り [地図]
■城山中学校 [地図]
城山中学校前を通過。城山中学校のグラウンドが「赤間宿まつり」の臨時駐車場になっていました。
当初、ここに車を駐めてから西鉄レッツハイクに参加しようと考えていたのですが、蔵開きのある勝屋酒造で間違いなく試飲するだろうと思い、車で来るのはやめました。
飲酒運転ダメ、ゼッタイ。
■唐津街道赤間宿通り [地図]
会場である唐津街道赤間宿通りに到着。車両通行止めされ、歩行者天国となっていました。晴天にも恵まれ多くの人で賑わっています。
【唐津街道赤間宿】 筑前六宿のひとつで、豊前小倉から宗像、博多を通って唐津へ向かう街道が唐津街道です。 その中の筑前21宿のうちの1つとして栄えた宿場町が赤間宿でした。 当時の赤間宿は交通と文化の要所であり、商業も盛んでした。
福岡教育大生による美術作品展を見学。
■出光佐三生家 [地図]
この日は、赤間宿の古民家を年に一度開放してくれる日でもあり、石油会社「出光興産」の創設者である出光佐三の生家も開放されていました。
ちなみに出光佐三は、ベストセラー小説「海賊とよばれた男」のモデルとなった人物です。
生家の中には地元小学生のガイドがいて、出光佐三の略歴を紹介していました。
中央の机には出光佐三の写真が立てかけてあります。内覧できるのは1階だけで、2階は立入禁止になっていました。
だんだんと見物客が多くなってきました。なんだか人酔いしそうです(^^;)
赤間宿通り沿いには、地元野菜や特産品の販売、各種の出店が軒を並べています。
この屋台からは、焼き牡蠣のいい匂いがしています(^q^)
■桝屋 [地図]
元お菓子問屋の「桝屋」ではたくさんのさげもんが展示されていました。
■イベント広場 [地図]
九州国際看護大学生による沖縄エイサーの演舞をしばらく見ていきます。
■街道の駅赤馬館 [地図]
2014年11月にオープンした「街道の駅赤馬館」は、宗像市東部の情報を発信する観光拠点施設です。
一昨年のJR九州ウォーキングで「街道の駅赤馬館」の前を通ったことはあるのですが、その時はオープン前の工事中で中に入れなかったんですよね。今回は館内を見学することにしました。
宗像の特産品を中心としたおみやげ処です。
喫茶店は満席で、座る場所がありませんでした(T_T)
展示室では、宗像出身の偉人である出光佐三と早川勇の二人に関するパネル展示が行われていました。そういえば、早川勇という幕末の志士の存在はむなかた女神ウォークの時に初めて知ったんですよね。
赤馬館常駐のボランティアガイドさんの説明を熱心に聞きます(。 ・ω・))フムフム
■勝屋酒造 [地図]
「赤間宿まつり」の一番の目玉である「勝屋酒造の酒蔵開放」にやって来ました。できたての新酒が買えて、試飲もできるとあってかなりの行列ができています。
ちなみに、看板横に掲げられている緑色の新しいスギ玉は、新酒ができたことを知らせる役割を果たしています。
【勝屋酒造】1790年、勝屋を名乗り、三郎丸にて創業、年貢米の余り米による酒造りを始めました。1873年の筑前竹槍一揆の後、赤間の現在地に移って酒造りを続けています。メインブランド「楢の露」の酒名は、宗像大社の御神木「楢の木」よりいただいたものです。
受付では「飲酒運転をしない」旨の誓約書に住所と氏名を書き込みます。
受付が終わると、試飲用のプラスチックカップが手渡されます。昨年までは一人一人にぐい呑みがプレゼントされ、そのぐい呑みを持って試飲ができたようですが、今年から変更になったようです。
まずは甘酒の試飲です。
続いてにごり酒と清酒をいただきます。やっぱりタダ酒は美味いですね~(>ω<)クー
大吟醸の試飲です。こちらは有料になります。
酒蔵の中を見学します。酒樽がいっぱい並んでますね。
販売コーナーです。下戸の私はお酒は買わずに、奈良漬と完熟梅の実を購入しました。
店の奥では雛人形とさげもんが展示されていました。
■山下こんにゃく店 [地図]
70年以上も続いているこんにゃく屋さんです。
刺身こんにゃくを試食。うん、美味しい^^
■萩尾邸 [地図]
赤間宿まつりの時に自宅を開放しているお宅です。ボランティアガイドさんにお話を伺うと、この家は江戸中期の建物で、築260年とのことでした(゚∀゚)
奥には茶室があり、庭を眺めながらのお茶会が開催されていました。
大道芸のイベント会場[地図]です。
■石松邸 [地図]
ここもこの日に限って開放している古民家の一つです。中には 陶芸教室の作品が並んでいました。
ちょうど花嫁行列に出くわしました。
袴と白無垢姿の男女は、須賀神社[地図]で神前結婚式を終えた本物の花婿と花嫁さんです。毎回公募で選ばれるそうです。沿道からは祝福の言葉や拍手が送られていました。
西郷隆盛などの幕末の志士や町娘、庄屋 旅がらすに扮した地元住民約100人を引き連れて旧街道を歩きます。
この時代衣裳行列は衣装・着付け代として1,000円を払えば、誰でも参加できるようですよ。
■構口跡 [地図]
宿場の出口である構口跡に到着。赤間宿まつりが開催されている場所はここまでになります。
この後は、JR赤間駅を目指して歩いていきます。
■赤間宿の宿碑 [地図]
釣り川沿いの遊歩道の入り口には「赤間宿」の宿碑が建っていました。
さきほど登った城山が遠くに見えます。
釣り川沿いの遊歩道は綺麗に整備されとても歩きやすいです。春の桜の季節にも是非歩いてみたいですね^^
■JR赤間駅 [地図]
14時40分頃、JR赤間駅に到着。帰路に就きました。
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