神埼ウォーク~紅葉の庭園 九年庵を訪ねて~ 前編
2013年11月30日(土)は、JR九州ウォーキング2013年秋編の最終日でした。この日はJR銀水駅で開催される新設コースに参加する予定でしたが、思いっきり寝過ごしてしまった為、去年も参加したJR神埼駅開催のコースに急遽参加することになりました^^;
JR九州ウォーキング
神埼駅:晩秋の九年庵特別公開と神埼散策おふるまいウォーキング
(コース距離:約13.5km)
コース詳細
当日マップ
■JR神埼駅(スタート地点) [地図]
10時45分頃、スタート地点のJR神埼駅に到着。コースマップ記載の受付番号は1510番でした。さすがJR九州ウォーキングでも人気のコースだけあって参加者も多いですね(^^)
この受付番号を見た瞬間、ゴール時に貰える先着1000名のお饅頭は諦めましたけどね…ORZ
JR神埼駅前広場の卑弥呼像。
【吉野ヶ里歴史公園】弥生時代の日本最大規模の環壕集落遺跡で、国の特別史跡。環壕集落の一部を復元し、公園として整備、一般公開している。資料の展示や古代生活が体験できるプログラムがある。
公園の外周部分を歩きます。遠くには高床式の建物ややぐらなどが建ち並んでいるのが見えました。
■王仁神社 [地図]
【王仁神社】百済から日本に渡来し、初めて漢字と儒教を伝えた王仁博士を祀ったと考えられる王仁天満宮が安置されています。
拝殿。
拝殿内には王仁博士の肖像画があります。
本殿。向かって左が熊野社、右が鰐大明神です。
毎年、王仁神社では竹原地区の方々が参加者のためにお茶や漬け物、煮物や芋などを用意していただきます。私も含めおふるまいを楽しみにこのコースに参加されている方が大勢いらっしゃいます。
時間が遅かった為に品数は少なめでしたが、どの品も大変美味しくて疲れも吹き飛びました。
(^_^)感謝!感謝!
ヒメシダレザクラで有名な宝珠寺 [地図] の前を通過。境内のイチョウが鮮やかに色づいていてとても綺麗でした^^
■水車の里 [地図]
【水車の里】明治30年頃には、仁比山地区一帯は約60基の水車が群をなし製粉業等が盛んでした。神埼町は農林水産省・県の補助を受け機械化の波に飲まれ、姿を消したこの水車を再現しました。現在は、水車5基と水車小屋2棟が復元され、製粉と精米が出来るようになっています。
■水車の里「遊学館」(館内撮影可) [地図]
【水車の里「遊学館」】三連水車をかたどった建物内には、水車の水力発電で動くからくり人形があるほか、九州近郊の水車の資料をパネル展示していて、水車の魅力にふれることができます。
このからくり人形は五穀豊穣を願い12年に一度申年に、仁比山神社で催される「御田舞」を上演しています。係りの方がおっしゃるには、人生で5回「御田舞」を見ると幸せになれるそうです。
■仁王門 [地図]
仁比山神社の参道口に建つ仁王門です。江戸時代に建設され、三間一戸の八脚門で、左右に仁王像が納められています。
■仁王像
門に向かって右に阿形、左に吽形の仁王像が安置され、九州でも最古級の仁王像として非常に重要です。
阿形(像高305.2cm)。
吽形(像高311.2cm)。
■伊東玄朴旧宅 [地図]
仁比山神社の参道沿いにありました。
【伊東玄朴旧宅】長崎でシーボルトに学んだ幕末の医者・蘭学者伊東玄朴が20歳のときに建てた旧宅です。昭和48年に佐賀県史跡に指定されました。
伊東玄朴旧宅を後にし、コースタイトルにもなっているメインの場所、九年庵へと向かいます。
後編に続く
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