川尻の酒蔵まつりを歩く
2013年3月10日(日)は、JR川尻駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。遠出だったので朝は早起きし、行きの電車の中では爆睡してました^^;
JR九州ウォーキング
川尻駅:酒蔵まつりと歴史と伝統工芸の町 川尻を訪ねて
(コース距離:約7km)
コース詳細
当日マップ
■JR川尻駅(スタート地点)
10時30分頃到着。熊本駅からウォーキング参加者の方々がたくさん乗られてきて、電車はぎゅうぎゅう詰めでした。
受付は700番台。酒蔵イベントがあるウォーキングはやはり人気がありますね^^
■河尻神社
当然の如く、先着100名の粗品のプレゼントは貰えませんでした…orz
【河尻神社】建久8年河尻三郎源実明が、鎌倉の鶴岡八幡宮の御分霊を勧請したのが始まりといわれます。創建時は富合町小岩瀬にあったものが、天正15年に現在地に移されました。昔は若宮五社大明神の名称だったので、地元では若宮さんと呼ばれています。加藤清正が現在の地に社殿を造営し、祭礼を復活させ崇敬しました。
■延寿寺
境内に咲いていた白木蓮が綺麗でしたよ
【延寿寺】明治10年の西南戦争では西郷隆盛が軍隊を率いてこの地に入り、はじめはこの寺に本営をおきました。本営となった後、この寺は薩軍の兵站基地となり、同時に野戦病院となりました。このため各地から薩軍の戦死傷者が運ばれ、戦死した人や病気で亡くなった人約850名がこの延寿寺に埋葬されました。当時その墓地を薩州墓と呼んでいたそうです。
■大慈禅寺
【大慈禅寺】古くから曹洞宗の本山として人々の信仰を集めている禅寺。創建は弘安元年で、曹洞宗の開祖である道元の高弟寒巌禅師によって開山されました。寒巌義伊文書四幅や梵鐘といった、数々の貴重な寺宝が保管されており、これらは、国の重要文化財に指定されています。境内には俳人種田山頭火の句碑も建てられています。
■加勢川堤防
こちらは毎年8月15日に川尻精霊流しの会場となっています。夕やみの中の加勢川を、精霊舟や万灯籠が静かに流れていきます。
■国史跡船着場跡
【国史跡船着場跡】川尻は昔から水運を利用した寄港として栄えていました。旧藩時代には年貢米の集積・積出港、そして軍港としても活用されました。今も残る13段、長さ150mにわたる船着場の石段は、荷の積み降ろしで当時最も賑わった場所です。
■薩軍本営跡
【薩軍本営跡】西南戦争の際、陸路熊本に向かった薩軍は、川尻に熊本鎮台攻略の拠点として本営を構えました。川尻の町は西郷隆盛以下、1万5千人余りに及ぶ兵で埋め尽くされたといわれています。この建物は本営として使われていた当時の姿を今もとどめてます。
■瑞鷹株式会社(川尻の酒蔵まつり2013会場)
このウォーキングのメインイベントである川尻の酒蔵まつり会場に12時30分頃到着。ウォーキングスタート時に受付でもらった入場整理券に必要事項を記入し、試飲券と交換する。会場内は多くの方たちで賑わっており、下戸の私はお酒でなく人酔いしそうでした^^;
試飲券を甘酒と交換し、工場見学を済ませ、足早に会場を後にしました。
■川尻ラーメンけんだま
店内で食べようと思ったのですが、10組ほど待っているとのことだったので、特別販売の立ち食い塩ラーメン(500円)を軒先で食べました。塩ラーメンはあまり食べないのですが、これは美味しかったです^^
■東肥大正蔵
【東肥大正蔵】大正13年に、酒蔵の倉庫として造られた建物。現在は「くまもと工芸会館」とつながり、川尻の蔵元瑞鷹の清酒や焼酎、赤酒を販売。
■くまもと工芸会館
加勢川下りの受付が行われており、大変興味がありましたが、帰りの電車の時間を考えスルーしました。
【くまもと工芸会館】川尻桶や刃物、肥後象眼などの伝統工芸品と共に、陶芸、革細工、ステンドグラスなどの現代工芸品を展示。工芸品の魅力を伝えています。
■JR川尻駅(ゴール地点)
13時30分頃川尻駅に到着。電車に乗って帰路に就く。
酒蔵まつり会場から駅に着くまで、千鳥足の方や仲間に抱きかかえられている方々を多くみました。私もああいうふうに酔っぱらえたらいいのにと羨ましく思うことがあります。
酒蔵祭り会場の写真には、JR九州ウォーキングの仲間と飲んでいる所が写っていました。私は写っていないので、トイレに行ったときだと思います。写されたれた場所からするとすれ違ったかもですね。