小倉ウォーク~旧長崎街道を歩きながら旦過市場へ行こう~
2013年5月11日(土)は、JR小倉駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
いつものごとくコース外のいろいろな場所も立ち寄りましたので、そのような場所は以下■赤字で記しておきます。
JR九州ウォーキング
小倉駅:旧長崎街道を歩きながら、歴史ある小倉の街と旦過市場へ行こう
(コース距離:約8km)
コース詳細
当日マップ
■JR小倉駅(スタート地点)
8時20分頃、JR小倉駅に到着。
朝出かける時、雨は降っていなかったがJR九州ウォーキングのホームページで確認するとJR小倉駅開催のウォーキングは雨の日ボーナスポイントの対象となっていました。
■森鴎外京町住居跡碑
JR小倉駅から京町銀天街に繋がるエスカレーターのたもとに建っています。
【森鴎外京町住居跡碑】森鴎外は、島根県津和野市出身で、明治32年に旧陸軍第十二師団軍医長として小倉に赴任しました。明治33年から東京に転勤するまでの2年余りを、京町5丁目156番地で過ごしました。
■伊能忠敬 測量200年記念碑
常盤橋東側のたもとにありました。
【伊能忠敬 測量200年記念碑】2001年に伊能忠敬測量200年を記念して、伊能忠敬測量隊九州測量出発の地である長崎街道起点に建立されました。記念碑の中央には北九州市1級基準点が設置され、公共測量の基準点として利用されています。
■広告塔モニュメント
このモニュメントも常盤橋東側のたもとにあります。
【広告塔モニュメント】欧州帰りの森鴎外は、ヨーロッパで見かける塔を模した広告塔を東京ではなく、小倉常盤橋で見かけました。小説「独身」という作品の中西洋から直接小倉に伝わった「東京にないもの」の一つに挙げています。現在の塔は平成15年に復元された高さ約5mもある大きなモニュメントですが、実物は10mを超えていたと推定されています。
■常盤橋
【常盤橋】江戸時代、常盤橋は、小倉から九州各地にのびる諸街道の起点であり終点でもありました。長崎街道、中津街道、秋月街道、唐津街道、門司往還の5つを「小倉の五街道」と呼びますが、そのすべてがこの橋につながっていました。常盤橋は、江戸時代の終わりごろまで基礎が木でつくられていたので、すぐに腐って大雨が降るたびに流され、架けかえられていました。1800年代初期に、当時としては珍しい「石くい」に替えたことで、橋は強度を増し、補修や維持が容易になりました。文政年間に使われた石くいの一部は常盤橋の西岸たもとに残されています。
■小倉県庁跡
リバーウォークの向かい側にありました。
【小倉県庁跡】小倉県は、廃藩置県にともない明治4年に成立しました。その後、明治9年に福岡県に合併されるまで室町に小倉県庁がありました。現在建っている洋館は県庁跡に建てられた警察署の建物で、民間に払い下げられ現在に至っています。
■小倉城大門跡
JR西小倉駅前の交差点にあります。
【小倉城大門跡】江戸時代小倉城には48基の門が建てられていました。なかでも大門はもっとも重要な門でしたが、遺跡が発見されるまで場所がハッキリと分かりませんでした。遺跡から類推すると、高さ12m、幅19mという大きさです。現在、発見された自然石の石塁の上に強化ガラスを設置して歩道の一部を展示施設としています。
■愛宕神社
最初の立ち寄りポイントの愛宕神社に到着しました。来る途中、雨がパラパラと降りましたがすぐに止みました。
【愛宕神社】小倉藩主細川忠興は、1602年小倉城の築城にあたり、不動山と言われていた小高い丘の上に防火の神火之迦具土神を祀る愛宕神社を建立しました。参道の石段は、小笠原藩厩組の惣右衛門が老人や子供達でも参拝しやすくするため、1788年から25年間をかけて集めた37両余りで造った131段の石段が基となっています。
■板櫃川沿い
板櫃川沿いを歩き、到津八幡神社に向かいます。
■到津八幡神社
境内まで続く石段はかなりしんどかったです(´Д`A;)
【到津八幡神社】創建は6世紀後半と伝えられています。神功皇后が皇子応神天皇をお産みになり、長門豊浦の宮に行幸の時、御座船を到津の地に寄せられました。後に一祠を建立し神功皇后の御霊をお祀りしたのが始まりです。
■北九州市立 埋蔵文化財センター
市内の発掘調査で発見された出土遺物を展示しています。
■勝山公園
今年になってからかなりの頻度で来ているような気がしますw
■北九州市立文学館
【北九州市立 文学館】北九州の文芸を多彩な展示や映像で紹介。森鴎外や杉田久女、林芙美子、火野葦平、松本清張などこの地にゆかりの深い作家の資料を展示しています。
■旦過市場
私は昨年11月のJR九州ウォーキングの際に一度来ているので迷いませんでしたが、旦過市場の入口付近には誘導の矢印はなく、係員の方もいなかったのでJR九州ウォーキング参加者の中で迷われる方もいたようです。
旦過市場内の大學堂ではお茶と飴が振る舞われていました。
■無法松の碑
旦過市場からはコースを外れ、いろいろな史跡を見て回りました。
【無法松の碑】小倉を代表する作家、岩下俊作の小説「富島松五郎伝」(無法松の一生)を記念した文学碑。小倉が舞台のこの作品は、貧しい主人公の至純な愛を描き、日本人の心に残る名作となっています。この碑は、無法松を愛する地元の人々により、昭和34年に彼が住んだ古船場に建てられ、石碑の下には映画のシナリオが埋められています。
■菅原神社
2013新春合同三社詣りウオークの際に参拝した神社です。
【菅原神社】学問の神として有名な「菅原道真公」を祀っていることから、合格祈願・就職祈願をされる方がたくさんいます。右大臣・菅原道真公は901年、大宰権帥として京都より大宰府へ左遷され、筑紫へ向われる途中、神嶽川のほとり、とある小島に一休みされ、風光明媚な企救の浦を賞でられた跡と伝え、菅公亡き後、その遺徳を偲び一祠を建立したのが始まりです。
■森鴎外旧居
【森鴎外旧居】森鴎外が陸軍軍医部長として小倉に赴任の際、明治32年から1年半住んだのがこの鍛冶町の屋敷です。帰京後書いた小説「鶏」は、この家を舞台にしたものです。北九州市は、昭和49年、この旧居を永久に保存するため、「史跡森鴎外旧居」として文化財に指定し、昭和57年、当時の姿に復元しました。
■麺家 まるいち
中津駅ウォーキングの帰りに立ち寄った際、大変美味しかったので、またまたやって来ました^^
まるいちラーメン(550円)を注文。
替え玉(150円)にはサービスでチャーシュー1枚とスープが付いてきます。
今回も大変美味しかったです。小倉に来た際は必ず立ち寄る場所になりそうです^^
■つじり茶屋 本店
朝、店の前を通った時は開店してなかったので再度やって来ました。こちらでは、はぶ茶のサービスを頂きました。
■シロヤベーカリー 小倉店
コースマップのおすすめグルメ情報にはオムレットが勧められていますが、私のオススメは1個70円のクリームドーナツです。お土産に10個買って帰りました^^
■JR小倉駅(ゴール地点)
11時40分頃到着。雨の日ボーナスポイントと合わせて2ポイントのコースポイントを頂きました。
雨も大して降らずにウォーキングには何の支障がない場合に、雨の日ボーナスポイントを頂くと得した気分になります。
食べ物や、〇〇もらえます!、には釣られてしまいます(笑)
私も11日小倉、12日皿倉でした。宇佐と小倉どちらにするか前の夜まで悩んだのに、起きた時間は7時30分。あっさり小倉に切り替えました(・ω・`)
それにしても、土日は暑かったですねぇ。暑さでかなり体力消耗し、距離のわりには疲れを感じました。今週は土曜日のみ参加予定ですが、この暑さがやわらぐの願っています。
あ…!あのラーメン屋さん。今度行ってみます(^ω^)