許斐山(宗像市・福津市)に登ってきました 前編
2013年7月21日(日)は、にしてつレッツハイクの許斐山(宗像市・福津市)コースに参加してきました。にしてつレッツハイクは1月に高良山・高良大社コースに参加して以来約半年振りの参加となります。
■にしてつレッツハイク「許斐山コース」概要
▲開催日
平成25年7月21日(日)
▲集合場所
このみ公園(スタート受付)
▲スケジュール
- スタート受付時間
- ゴール受付時間
09:30~10:00
11:30~13:00
▲コース
このみ公園(スタート)~許斐山(標高271m)~久末ダム・久末総合公園(ゴール)(約5km)
●コース図(クリックで拡大します)
「福岡県超低山100」(雑誌Green Walk特別版)57ページの地図
■このみ公園(スタート地点) [地図]
朝一で参議院選挙の投票を済ませ、9時5分頃、スタート地点のこのみ公園に到着。既に40人ほどの参加者たちがいらっしゃいました。
駐車スペースは2,30台は楽に置けそうです。今回、私は車でやって来ました。
スタッフからコース図と参加シール、ウェットティッシュ、協賛の森永製菓からミルクキャラメルを頂きました。
9時20分頃、スタッフからコースについての注意事項などの説明が始まりました。
山の中では蚊が多いとのことでしたので、設置してあった虫除けスプレーを体にかけます。
9時25分頃、第一陣が許斐山に向かって出発しました。
■許斐山 [地図]
スタッフさんのコース説明によると、登山口から一気に山頂を目指し、下りは八並本道を歩いて吉原登山口に向かい、そこからゴールの久末ダム・久末総合公園を目指すということでした。
【許斐山】標高271.0m。福津市と宗像市の境界に位置しており、平安時代の1130年、宗像大宮司家が許斐姓に改めた際にこの山に城を構えたことからその名が由来する歴史のある山で、周辺には史跡が数多くあります
▲登山口 [地図]
公園を抜け、登山口に到着。登山口前は空き地になっていますが、ここは私有地のため駐車禁止です。
案内板です。
登山口からしばらく歩くと、砂防堤が行く手を阻むかのようにそびえていました。
▲六の宮 [地図]
砂防堤手前の右手に六の宮が鎮座してあります。宗像三女神をはじめ、6つの神様を勧請しています。
登山道はかなり整備されており、小さな子供連れでも安心して歩けると思います。竹林の中を歩いて行くと、鳥居が現れました。
さらに登ると常夜灯が建っていました。
私の苦手な階段坂が続きます。デブ汗全開で登ります(´Д`A;)
▲熊野宮 [地図]
コース外の場所ですが、山頂から100m手前付近にありました。思っていたよりもかなり質素な建物でした。
【熊野宮】857年、和歌山県の熊野総本宮より熊野権現を迎え奉った。天正年間(1573~1591年)、小早川隆景が筑前の国主であったころ熊野権現祭祀の最盛期で年間24度の祭典が行われ許斐流神楽が奉納された。そのなかの許斐流太鼓は継承されている。
▲三尊石
にょっきり出ている大きな岩です。熊野宮の背後にあります。
▲嘉平杉
立派な杉が伸びていました。寄り道はここで終わりにして、本コースに戻ります。
▲山頂 [地図]
デブ汗全開ですが、息切れすることなく登山口から約30分程で山頂に到着しました。
山頂付近では、多くの参加者の方たちが山登りのダメージを癒されていました。
山頂からの眺めです。標高が低いわりにはすばらしい展望でした。
眼下には宗像の市街地が広がっています。前方に見える4つの山は、右から城山・金山・孔大子山・湯川山で、宗像四塚連峰と呼ばれています。
●王子神社
【王子神社】857年に熊野権現の奥宮として勧請されたもので素箋鳴尊が鎮座されている。今では唯一の宗像大社境外直轄摂社であり、例祭は4月3日で古くから厳粛な祭儀が営まれている。現在の石祠は明治18年に建立されたものである。
■八並本道
下りは、八並本道を通って福津市側の登山口である吉原登山口を目指します。
▲馬場跡
小早川隆景が筑前の国主であった頃、ここは乗馬の調練場だったそうです。春には植樹された桜が綺麗に咲きます。
▲金魚池
今は見る影もありませんが、許斐山城の用水池で金魚がいたと言われています。
八並本道もかなり整備されており、とても歩きやすかったです。
▲麻生重氏の墓
宗像一族で大友宗麟に味方した麻生(宗像)鎮氏のお墓です。
山林の中を進みます。吉原登山口までもうすぐです!
▲吉原登山口 [地図]
登山口には親切にも登山者が利用できるように竹の杖が設置してありました。
このみ公園の駐車場ほどは広くありませんが、それでも10台くらいは車を置けそうな駐車場がありました。ここからゴールの久末総合公園を目指します。
後編に続く
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