北九州無法松ツーデーマーチ参加報告(2日目)

前回(北九州無法松ツーデーマーチ参加報告(1日目) 後編)の続き

2013年9月29日()は、第7回 北九州無法松ツーデーマーチ二日目の水と緑と歴史街道満喫コース(約37km)に参加してきました。

朝、目覚めると筋肉痛による金縛り状態でなかなか起きることができませんでしたw

100km!(女子高生の体験記)[文庫版]
ウェア&シューズ70%以上OFF
没写真(Facebook)

    


■第7回 北九州無法松ツーデーマーチ(2日目) 水と緑と歴史街道満喫コース概要

▲開催日

平成25年9月29日()

▲集合場所

北九州市勝山公園 [地図]

▲スタート時間

午前7時00分と午前7時30分

▲コース

【源平歴史浪漫ロングコース】勝山公園⇒若松駅前久岐の浜公園⇒ゆうじょう橋⇒曲里松並木⇒高見神社⇒勝山公園(コース距離 約37km)

▲コース図


■勝山公園(スタート地点) [地図]

6時45分頃、スタート地点の勝山公園に到着。空はどんよりと曇っており、憂鬱な天気でした。


1日目のスタート受付の際に頂いた「2日目参加者へのお願い」というお知らせに「本来は7時30分出発ですが、1日目(40・50キロ)の参加者に限り、30分早い出発を可能としますので、ご希望の方は6時50分までに会場に集合してください。」と書いてあったので、早めに会場にやってきました。


2日目のチェックカードにスタート地点のスタンプを押してもらいます。


7時出発組による準備体操が始まりました。

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7時ちょうど、元気にスタ-トしました(/*⌒-⌒)o レッツゴー


長崎街道の起点である常盤橋 [地図] を渡ります。


JR西小倉駅前 [地図] を通過。


8時頃、5km地点を通過(5.00km/h)。

ここが10・20kmコースとの分岐ポイントになります。40kmコースは直進です。


若戸渡船 戸畑渡場 [地図] に到着。ここでは渡船と2台の貸し切りバスを使って、洞海湾を挟んだ若松側へ参加者たちを搬送して行きます。

【若戸渡船】洞海湾の戸畑渡場と若松渡場の約400mを往来する渡船。古くは江戸時代の伝馬船が始まりで、橋が架けられた今も通勤や通学、買い物など庶民の足として活躍している。乗船片道大人100円・小児50円。


せっかくならバスではなく渡船に乗ってみたいと思っていたら、出発間際の船に滑り込むことができました

ズサ━━━━⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!!


私が乗り込むとすぐに船は出発しました。戸畑渡場から離れていきます・△・)ノ バイバイ


洞海湾上から見る若戸大橋もかっこいいですね^^

【若戸大橋】福岡県北九州市の洞海湾にかかる戸畑区と若松区を結ぶ橋。現在は全線が国道199号に属する。 日本における長大橋の始まりであり、建設当時は東洋一の吊り橋であった。


JR戸畑駅で開催されたJR九州ウォーキングの際訪問したニッスイ戸畑ビル[地図]が見えました。(ブログ参照)


乗船時間3分ほどで若松渡場[地図]に到着しました。


■若松南海岸(若松バンド)

ここは、若松の歴史と発展を伝える歴史的価値の高い地域で、レトロな建物が多数建ち並んでいます。また海岸線に沿って遊歩道が整備されているので散歩にはぴったりの場所です。

▲上野ビル(旧三菱合資若松支店ビル) [地図]

【上野ビル】三菱合資若松支店として大正2年に建設されました。現在は玄関部の増築と最上階部の改造が行われ左右同じ形をしていますが、当時は兜型の庇のついた玄関で、正面右側の塔屋がアクセントを付けていました。また、材料はドイツから輸入された煉瓦を使用したといわれています。


▲旧古河鉱業若松ビル [地図]

【旧古河鉱業若松ビル】筑豊地方における石炭産業を展開するため、古河鉱業株式会社が若松支店の事務所として大正8年に建設した煉瓦造二階建の建物です。石炭積出港として賑わった若松の歴史を物語るシンボル的な建物で、堂々とした風格が感じられます。


▲石炭会館 [地図]

【石炭会館】石炭積み出し港若松の歴史を象徴する木造二階建ての建物で、明治38年に建設されました。外装はモルタル塗りで、様式建築の規範に従って、左右対称の造りとなっており、一対の円柱がこの効果を高めています。


▲旧ごんぞう小屋 [地図]

【旧ごんぞう小屋】若松では石炭荷役をする港湾労働者を「ごんぞう」と呼んでいました。「旧ごんぞう小屋」は、かつて当地にあった彼らの詰め所を模して、北九州における産業の近代化を底辺で支えた人々の足跡を、後世に語り継ぐため整備された休憩所です。


▲弁財天上陸場 [地図]

【弁財天上陸場】大正期の港湾拡張計画に基づいて造られた荷揚場を平成8年に一部補修して復元したものです。大正10年に作られた常夜灯も左右2基復元されています。


■若松駅前久岐の浜公園(チェックポイント) [地図]

8.5km地点のチェックポイント、若松駅前久岐の浜公園に8時50分頃到着(4.64km/h)。

この辺りから筋肉痛に加え、70kmウォークの時味わった左足裏の痛みが再発しました。


国道199号線沿いの平坦な道を八幡西区方面に歩いていくのだろうと思っていたのですが…


高台の方に誘導され、アップダウンのあるコースを歩かされます。楽はさせてくれないのね…orz


9時5分頃、10km地点を通過(4.81km/h)。

坂道を歩くたび、左足裏の痛みにガンガン響いてきます(><)


■スーパーマルショク東二島店(給水ポイント) [地図]

13.8km地点の給水ポイント、スーパーマルショク東二島店に9時50分頃到着(4.88km/h)。

ここでは、携帯していたコールドスプレーを使ってなんとか左足裏の痛みを抑えることができました。


二島東緑地 [地図] 、二島緑道 [地図] を歩いて行きます。



奥洞海橋 [地図] を渡ります。


奥洞海緑地 [地図] を歩きます。


■ゆうじょう橋(チェックポイント) [地図]

18.2km地点のチェックポイント、ゆうじょう橋に10時50分頃到着(4.75km/h)。

こちらでも左足裏のケアを行い、頂いたバナナを食べてから出発しました



夕原緑地 [地図] を歩きます。


JR陣原駅 [地図] の構内を通過します。この駅は折尾駅と黒崎駅に挟まれた目立たない駅で、今回初めて訪問することができました。


筒井市民センター[地図]では水を一杯貰い、置いてあったエアーサロンパスを使わせていただきました。


■長崎街道 曲里松並木(チェックポイント) [地図]

23km地点のチェックポイント、長崎街道 曲里松並木に11時55分頃到着(4.67km/h)。

八幡西区のウォーキングイベントでは必ずと行っていいほど訪れる場所です。数えたら今回を含め5回訪れていましたw

【曲里の松並木】当時幕府が全国の街道に松や杉を植樹させた名残で、昭和20年頃まで黒崎から木屋瀬にかけて多くの松を残していましたが、松くい虫の被害によって枯れ、当時の松も残り2本になっています。枯れても植え直すことで、この周辺のみが当時の面影を留めており、約600m続く並木のうち約310mが市指定史跡になっています。


ちょうど着いた時に小雨が降り出してきたので、雨宿りも兼ねて20分ほど休憩しました。この休憩のおかげでゴールまで左足裏の痛みが治まりました。

体調が悪いときは思い切って長い時間休憩を取ると、体調が戻ることがあるんですね^^



くまで通り[地図]の商店街を通り抜けます。


桃園公園[地図]内を通り抜けます。

ここは八幡東地域のスポーツレクリェーションの中心施設として、野球場、テニスコート等を整備しています。


八幡市民会館[地図]前を通過。


「西本町」信号機[地図]付近。

皿倉山が遠くに見えますね。皿倉山健康ウオークの時はここから帆柱ケーブル山麓駅に向かって歩きました。


長崎街道 東田遊歩道[地図]。

長崎街道関連のウォーキングイベントの際には必ず通る馴染みの場所です。


東田遊歩道沿いに建っている東田第一高炉です。

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■高見神社(チェックポイント) [地図]

31km地点のチェックポイント、高見神社に13時50分頃到着(4.54km/h)。

長崎街道関連のウォーキングイベントの際には何度となくこの神社の前を通っていたのですが、立ち寄るのは今回が初めてになります。


ここで頂いたバナナを食べながら休憩していると、他の参加者が「あと6kmだからがんばろう!」と仲間に向かって喋っているのを聞き、このコースが40kmではなく37kmのコースだということに始めて気づきました^^;


長崎街道沿いの名所を見て回ります。

▲三条の国境石 [地図]

【国境石】江戸時代、北九州市域はこの辺りで小倉藩と福岡藩に分かれていました。当時は藩の違いは現在の国の違いに近い感覚で、まさしくこの辺りは国境の町でした。もめ事が起こらないよう国境を示す国境石が数多く建てられました。この国境石は福岡藩が建てたもので、1834年に立て替えられた際に、二川相近によって「従是西筑前国」と彫られています。高さは3メートルを越え県下最大です。昭和50年に市指定史跡に指定。


▲旧九州鉄道茶屋町橋梁 [地図]

【旧九州鉄道茶屋町橋梁】明治22年に九州鉄道株式会社(明治40年に国有化)が九州では初めての鉄道を開通させました。その九州鉄道に明治24年から20年間だけ、北九州市の内陸部を通る大蔵線という区間がありました。明治44年にこの大蔵線は廃線となり、今ではその頃の鉄道施設で残っているものは数少なく、北九州市にとっても交通史を語る上でとても貴重なものとなっているようです。


▲水かけ地蔵尊 [地図]

【水かけ地蔵尊】1500年以前から現在まで存在する湧き清水の泉があり、泉のそばに地蔵尊が祀られています。この泉は、神功皇后が新羅出兵(391年)の途中立ち寄られてお飲みになったという言伝えがあり古くから「皇后水」といわれてきました。その後天平12年(740年)板櫃川の合戦に臨み、聖武天皇の命により守護仏が安置されたので「観音霊水」といわれてきました。また「弘法の水」ともいい、唐から帰国した弘法太師が巡回のとき、改めて旅人の憩いの水とされたといわれています。



35.5km(ゴールまで残り1.5km)地点を14時45分通過(4.58km/h)。

この標識を見た瞬間、もう少しでゴールだと思うと足の痛みや疲れを忘れ全速力で歩き出しました。

ラストスパートε=ε=ε=ヾ(・∀・`○)ノ


■勝山公園(ゴール地点) [地図]

ゴールの勝山公園に15時頃到着しました(4.63km/h)。

残り1.5km地点からは6km/hの最速ペースで歩いたことになります^^


完歩証と2日目のチェックカードです。

10分ほど休憩した後、帰路につきました。


■感想

今回の無法松ツーデーマーチは10月12日に開催される行橋別府100キロウォークの予行練習として参加させていただきました。個人的には2日連続計90kmの参加はやりすぎだったなと思っております。1週間経過した今でも足の裏の痛みや筋肉痛などのダメージがまだ残っており本番の100キロウォークまでに完治できるのか心配です^^;

また、市街地でのウォーキングの際には信号待ちの為、思ったようには前に進めないことが改めて分かったのが収穫です。100キロウォークの際にも市街地を通ることが多いので注意したいと思います。

    

コメント一覧

  1. モヒカン より:

    とても丁寧なブログで見入ってしまいました。
    今後も楽しみにしています。
    100KW僕も参加します。
    お互い頑張りましょう!

  2. ふくすけ より:

    モヒカンさん、はじめまして
    ふくすけと申します。
    >今後も楽しみにしています。
    ありがとうございます。励みになります。
    >100KW僕も参加します。
    天気予報によると大会当日は絶好のウォーキング日和になるみたいです
    お互い怪我などせずに無事完歩できるといいですね^^
    コメントありがとうございました。

  3. とろっこ より:

    モヒカンさんお疲れ様でした。

    自分も今週(9/26,7)に会社内の100キロ大会に出場します。三年連続完歩目指します。
    10月は三河湾100キロにも出ますので、あまり足を傷めないよう労わって歩いてきます。

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