宗像大社と鎮国寺巡り
2014年4月26日(土)は、JR東郷駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
JR東郷駅開催のウォーキングには過去2回参加していますが、いずれも「九州大道芸まつりin宗像」が開催されている旧唐津街道を歩くコースでした。今回は、駅北側を流れる釣川に沿って宗像大社、そして鎮国寺を巡るコースとなっています。
⇒ウェア&シューズ70%以上OFF
⇒没写真(Facebook)
JR九州ウォーキング
東郷駅:春爛漫!海の道むなかた館と宗像大社、鎮国寺へ
(コース距離:約12km)
コース詳細
当日マップ
■JR東郷駅(スタート地点) [地図]
9時20分頃、スタート受付を済ませ、JR東郷駅を出発!
駅前の商店街を抜け、県道529号線沿いを歩いていると目の前に田園風景が広がります。なんだかのどかでいいですね~(o´ω`o)
「亀石橋」信号機[地図]を左折します。
釣川沿いの県道69号線を最初の目的地である宗像大社を目指して歩きます。ここでは、ゴールを目指して歩かれている参加者数名とすれ違いました。はやいですね~(゚∇゚;)
■宗像大社辺津宮 [地図]
10時10分頃、宗像大社辺津宮に到着。第2駐車場の入口から境内に入っていきます。
【宗像大社】玄界灘に浮かぶ沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、九州本土の辺津宮の三宮を総称して宗像大社と言います。日本書紀に道の神の最高神「道主貫」と記されていることから、古来は航海安全、今は交通安全の神として崇敬を集めています。
▲神宝館 [地図]
本殿脇にある神宝館前を通過。
【神宝館】昭和55年、沖ノ島から出土した12万点もの奉献品を収蔵・展示するために開館されました。1階は大社に伝わる美術工芸品、2階は沖ノ島の祭祀神宝、3階は宗像文書と郷土資料を展示しています。
この御神木「楢の木」は、ボランティアガイドさんの説明によると樹齢約550年位とのことでした。
残念なことに、本殿・拝殿は改修工事のため覆いがしてありました…ORZ
立て札があったので読んでみると、「本殿拝殿改修工事につき仮本殿にてご参拝下さい」と書いてあります。
しかたないので本殿横に建てられた仮本殿にて参拝しました。ここ宗像大社は道の神としても有名ですので、今回のウォーキングの安全を祈願します。
この日は仮本殿で結婚式が行なわれておりました。白無垢の花嫁はとても綺麗でしたよ^^
本殿南西側にある高宮祭場を目指すため、仮本殿の横から「高宮参道」を歩きます。
樹齢数百年に及ぶ樹々に囲まれた参道は、「鎮守の杜の道」と称されています。
途中、もうひとつの御神木である「相生の樫」がありました。2本の木が1つに繋がっていることから、縁結びにご利益があるとのことです。
▲第二宮・第三宮 [地図]
さらに進むと、「第二宮・第三宮」がありました。第二宮には沖津宮の田心姫神を、第三宮に中津宮の湍津姫神がそれぞれ祀られています。
伊勢神宮の第60回式年遷宮の際に、神宮の別宮である古殿を特別に譲り受けて造営されたもので、伊勢神宮の建築と同様の唯一神明造によって建立されたそうです。
▲高宮祭場 [地図]
長い石段を昇り終えると、高宮祭場に到着。結構、長い道のりでした^^;
【高宮祭場】臨時に神を迎える依り代としての「神籬」や「磐境」といった神事の原点を今に伝える国内でも希少な古代祭場です。宗像大社では毎月1日、15日には月次祭が執り行われていますが、2005年からは630年前まで行なわれていた古式神事「高宮神奈備祭」を蘇らせ秋季大祭の締めくくりとして催されています。
何もない森の中の一部にしか見えませんが、ここは宗像大神降臨の地と伝えられており宗像大社の中で最も神聖な場所の一つです。
木漏れ日が差す広場を眺めながら風の音を聞いていると、なんだか心穏やかな気持ちになりました^^
▲祈願殿 [地図]
高宮祭場を後にし、第一駐車場前にある祈願殿を通過。宗像大社といえば交通安全祈願が有名ですが、車のお祓いの受付はこちらになります。
■海の道むなかた館(特別展示室は撮影不可) [地図]
11時頃、海の道むなかた館に到着。宗像大社からは目と鼻の先です。この日は開館2周年記念のイベントが催されており、館前広場には出店も建ち並んで大変賑やかでした。
【海の道むなかた館】世界遺産登録活動をしている宗像の魅力を内外に発信する施設です。各種展示のほか、土・日曜には勾玉作りや火おこし、古銭鋳造、土笛・土器作りなどの歴史体験学習が行われています。
入口前で振舞われていた限定300食の郷土料理だぶ汁をいただきます。いや~美味しい^q^
休憩がてら館内の展示品などを見て回りました。
釣川を渡って鎮国寺に向かいます。
■鎮国寺 [地図]
11時20分頃、鎮国寺に到着。ここは美しい花々を楽しめる名所としても大変有名で、春には毎年盛大に「花まつり」が行われています。
【鎮国寺】中国より帰朝した弘法大師(空海)は、宗像大社に参拝した際に屏風山に五色の雲がたなびくのを見て山中の洞窟(現奥の院)を発見。その場に篭って修行後、806年に創建しました。真言宗最古のお寺です。
山門からの急な階段を昇っていきます(;´Д`)
斜面に咲く色とりどりのツツジがとても綺麗でした^^
護摩堂です。かなり立派な建物だったので最初はこちらが本堂かと思っていました^^;
こちらには弘法大師(空海)作と伝えられている「不動明王立像」が安置されており、毎年4月28日に御開帳されます。
護摩堂前には、ボケ封じ祈願の観音様がいらっしゃいました^^
「五仏堂」と呼ばれる本堂には、如意輪観世音菩薩、釈迦如来、大日如来、薬師如来、阿弥陀如来の五尊像が安置されています。
本堂前から奥の院へと続く石段の脇には88対の小さな石仏が点々とあり、とても神秘的な雰囲気です。
石段の途中には、弘法大師(空海)が奥の院で修行中に岩に梵字を彫ったとされる「梵字岩」がありました。
奥の院に到着しました。お堂の奥には弘法大師(空海)が篭って修行された洞窟があり、不動明王立像の石像や線刻釈迦如来石仏などが祀ってあるそうです。ちなみにこの洞窟には一般の人は立入ることは出来ません。
釣川沿いの「ひびき灘自転車道」は綺麗に整備されており、とても歩きやすかったです。来週参加する佐世保島原105kmの練習を兼ねて、いつもよりペースを上げて歩きました。
■JR東郷駅(ゴール地点) [地図]
12時40分頃、ゴール地点のJR東郷駅に到着。
この記事へのコメントはこちら