勝手にウォーキング大会in那珂川
本日は、筑紫郡那珂川町で「なかがわ史跡めぐりウォーキングツアー」を勝手に開催してきました。この「なかがわ史跡めぐりウォーキングツアー」は歴史ガイドさんを呼んだりして定期的に開催されているウォーキングツアーです。詳しくはこちらをご覧下さい。今回は平成24年5月27日(日)に開催されたツアーのルートを参考にしました。
■なかがわ史跡めぐりウォーキングツアー概要
▲開催日
平成24年5月27日(日)
▲集合場所
ちくし那珂川温泉湯あみの郷
▲コース
■勝手にウォーキング大会特別ルール
ルートですが、以下の資料を参考に次のように変更しました。
●動くルート図
⇒勝手にウォーキング大会in那珂川(ルートラボ)
※ルートの閲覧には、Microsoft Silverlight 3.0以上が必要となります。最新のMicrosoft Silverlightをダウンロード(無料)するには、こちらから
▲参考資料
●福岡歴史探訪ウォーキング [楽天] 87ページの地図
■ミリカローデン那珂川(スタート地点)
11時20分頃到着。空はどんより曇っている。最近の週末ははっきりしない天気が続いて憂鬱です。身支度を整え11時30分頃出発。
■現人神社
【現人神社】神功皇后が海を渡って戦いに行く際に、航海と水の神様が皇后の前に姿をあらわし、船を守りながら目的地まで導いた。この伝説の海神を祀ったのが神社の起こりといわれる。
■現人橋
■ごちそうラーメン一番山那珂川店
高校生の頃、大橋にある本店でほぼ毎日のように食べていたラーメン屋さんです。今回のウォーキングの目的の半分はここにあったのですが、残念ながら定休日でした(´Д⊂グスン
■西隈の防水門
【西隈の防水門】那珂川は大雨がふると両方から山が迫って狭くなっている風早付近がすぐ洪水になり、国道385号線上にあふれ、西隈区にどっと押し寄せていました。これを防ぐために造られたのがこの防水門です。
■手打ちうどん・そば田舎茶屋
福岡歴史探訪ウォーキング [楽天] で紹介されていたので立ち寄ってみた。ごぼう天そば(500円)を注文。お出汁が大変美味かったです。
■毘沙門寺院
雨雪がかなり強く降り出してきました。
【毘沙門寺院】奈良、平安、鎌倉時代にかけて、背振千坊と栄えた背振山東門寺の北方を守っていたのが、「毘沙門寺院」です。毎年、冬至の日には毘沙門天祭が行われ、南瓜ぜんざいが参拝者にふるまわれます。
■一の井堰
【一の井堰】日本書紀に記されている裂田溝(さくたのうなで)に水を流す為に築かれた井堰です。長さは約150mと大規模で、かつては筑前国最大の大井堰といわれていました。造られた年代は不明ですが、裂田溝と同時期に築かれたのは間違いなく、昭和24年の大水害の時に水門に正徳四年(1714年)の文字が刻まれているのが発見されています。
■裂田の溝
【裂田の溝】裂田の溝は「日本書紀」にも記載があり、歴史的な景観を残しながら約1300年を経てもなお、現役の人工用水路として活躍している貴重な古代水路です。那珂川の一ノ井手より取水し、全長は5.5Kmあります。農業用水路として、山田から安徳、五郎丸、松木を経て今光までのおよそ130haの水田を潤し、また、雨水の主要な水路として利用されるなど、現在でも、利水・治水の両面において活躍しています。
■伏見神社
【伏見神社】佐賀大和の川上大明神(現在の淀姫神社)を勧請し、後に伏見の御香宮を併せて祀り伏見神社と呼ぶようになったといわれています。「なまず」が神の使いととして崇められ、なまずの絵馬がたくさん奉納されています。また、以前は神社前の那珂川右岸に「なまずのかまど」といわれた場所があり、地元で大切に守られていたそうです。
■山田のイチョウ
【山田のイチョウ】高さは約26メートル、幹周りが約5.3メートルと町内にあるイチョウの木では最も大きいものです。紅葉の頃はライトアップされるそうです。町指定天然記念物。
■高橋善蔵の墓
【高橋善蔵】江戸時代の三大農学者の一人。安定収穫の出来るハゼの栽培を行う為先進地を訪れ、ハゼの実をにぎり飯の中に入れ持ち帰ったと伝えられている。その後ハゼは黒田藩の専売品となり藩の財政や農民の生活向上に尽力した。
■裂田溝公園
■小弐景資の墓
【小弐景資】元寇の役の時、最前線の指揮官として活躍した勇将である。1285年岩戸合戦が起こり、岩戸城主であった景資はこの城で自刃する。
■高津神社
かなりの急階段でへとへとになりました^^;
【高津神社】別名稲荷大明神でもあるこの参道は20余基の朱色の鳥居と140段余りの石段が並ぶ。
■~岩門城跡
ここからはウォーキングではなく山登りになります。かなり険しい山道ですので足腰が弱い方にはおすすめできません。
■岩門城跡
山頂からの眺望は大変すばらしく、苦労して登ってきた甲斐がありました。
【岩門城】鎌倉時代から戦国時代までの永い間使われた希少な山城で、鎌倉時代には小弐氏の持城でした。尾根を削って造った曲輪や堀切とよばれる城の施設が今も残っており、当時の名残を色濃く残しています。
■裂田神社
【裂田神社】裂田の溝を記念して神功皇后を祀ってあります。
■裂田溝遊歩道
■かわせみ公園
■追松
【追松】聖観音・十一面観音が祀られている一帯を「追松」といいます。安徳天皇を追ってきた源氏の武士が天皇を探し出せずに、ここまで来た証として「松」を植えて立ち去ったことから付いた地名だそうです。
■ミリカローデン那珂川(ゴール地点)
16時20分頃到着。ミリカローデン那珂川の館内を見学して帰路につく。
■感想
途中、雨雪がかなり激しく降ってきたが、かなり充実したウォーキングでした。ゴール地点のミリカローデン那珂川に置いてあった「なかがわ見聞録~文化財散策ルート~」というパンフレットを頂いて読んでみると、まだまだたくさんの史跡が那珂川町にはあるので、勝手にウォーキング大会ではなく、歴史ガイドさんを呼んで定期的に開催されている実際の「なかがわ史跡めぐりウォーキングツアー」に参加したいと思いました。
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