城下町中津のひなまつりを歩く 前編
2014年2月23日(日)は、JR中津駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
今回のウォーキングは2014年2月23日(日)から2014年3月23日(日)まで開催されている第16回 城下町中津のひなまつりとのタイアップで、JR九州ウォーキング2014年早春編の最終日となります。
JR九州ウォーキング
中津駅:官兵衛ゆかりの城下町散策とひなまつりウォーキング
(コース距離:約7km)
コース詳細
当日マップ
■JR中津駅(スタート地点) [地図]
8時45分頃、スタート地点のJR中津駅に到着。
スタート受付では、先着200名に温かい鱧汁のサービスがありました。
鱧は、中津近海でたくさん獲れ、栄養価の高い魚として知られています。身はプリプリで骨もなくとても美味しかったです^^
■合元寺(赤壁寺) [地図]
豊臣秀吉の時代、城主の黒田如水が豊前の実力者だった宇都宮鎮房を暗殺。この寺を宿舎にしていた家臣たちも討たれ、返り血を浴びた壁は塗り替えても血がにじみ出すため、赤塗りにしたといわれています。
■円応寺 [地図]
江戸時代に仏門に入った河童が住んでいたという池と、その墓が残るお寺です。
河童の墓。黒田二十四騎の一人、野村太郎兵衛の墓とも言われています。
河童の池。河童たちが「寺を守る代りに頭の皿が乾かないように境内に池を掘ってほしい」と頼んで作られたそうです。
水文瓦。付近で火災があると瓦に刻まれた水の文字から水が噴き出て寺を炎から守ったと伝えられています。
■円龍寺 [地図]
円龍寺は閻魔様のお寺として知られています。
閻魔堂には閻魔様が鎮座されていました。迫力十分です^^;
■大江医家資料館(フラッシュ撮影禁止) [地図]
江戸時代に中津藩の御殿医を務めた大江雲沢の屋敷を整備した史料館です。
館内には解体新書の初版本のほか医学・蘭学の資料が数多く展示されていました。
こちらもひなまつり会場の1つで、雛人形が展示されています。
■中津城おかこい山 [地図]
中津城を守る土塁で、市内4箇所に残っており中津市指定史跡になっています。
■日野邸(邸内撮影可) [地図]
日野邸「ふうせんかずら」というひなまつり会場の1つになっています。
中に入ると、手作りの温かさが伝わる色鮮やかな作品が並んでいます。
特に沢山のさげもんが吊るされているのが目を引きました。
かわいらしいお人形も展示されています^^
■増田宋太郎生誕地 [地図]
次の目的地の福澤諭吉旧居・記念館に向かいます。
【増田宋太郎】福澤諭吉のまたいとこ。渡辺重石丸の道生館で国学を学び、尊王攘夷思想を抱くようになり、福澤に反感を抱いた時期もありましたが、のちに意見を変え、上京し慶應義塾で学びました。中津地方紙「田舎新聞」の社長などを務めましたが、1877年に同志を集め中津隊を編成し西南戦争に参戦しましたが城山で戦死しました。
中編に続く
この記事へのコメントはこちら