勝手にウォーキング大会in佐賀 後編
前回(勝手にウォーキング大会in佐賀 前編)の続き
前編は佐賀城趾までの様子を書きましたが、後編は佐賀城下ひなまつりの様子を中心に書いていきたいと思います。
■大隈記念館
入場料300円かかるのと館内撮影不可のようだったので今回はスルーしました。JRウォーキングの時は入場料無料だったようです。
【大隈記念館】早稲田大学の創設者として有名な大隈重信の誕生125年を記念して開館。大隈重信にまつわる歴史資料を数多く展示しています。早稲田大学名誉教授今井兼次博士の手によるデザインで、大隈重信のどっしりして動かざる姿をイメージして建てられています。敷地内には大隈重信の生家があり、天保以前の武家屋敷の面影を残した貴重なもので、国の史跡に指定されています。
■佐賀市歴史民俗館
佐賀城下ひなまつりのメイン会場のような場所です。多くの人で大変賑わっていました。案内所で共通入場券(徴古館+佐賀市歴史民俗館)600円を購入しました。ここもJRウォーキングの時は入場料無料だったようです。
【佐賀市歴史民俗館】佐賀市歴史民俗館は、大正時代の洋風建築の様式を今に残す旧古賀銀行とその創設者の住宅であった旧古賀家、また今宿町に残っていた佐賀の旧城下町の中でもっとも古い町家を移築・復元した旧牛島家、明治初期の銀行の面影が残る旧三省銀行、そして、大正時代の近代的和風建築の粋を集めた旧福田家といった歴史的建物群を総称したものです。この5館は、すべて「佐賀市重要文化財」に指定されています。
▲旧福田家(雛人形の単体撮影不可)
【旧福田家】明治末期から大正、昭和にかけて活躍した実業家、福田慶四郎が大正7年に構えた近代和風住宅で、随所に当時の建築技術の粋を垣間見ることができます。
▲旧古賀銀行(館内撮影可)
【旧古賀銀行】明治18年に両替商をしていた古賀善平が設立した銀行で、大正8年頃には、九州の5大銀行のひとつに数えられるまでに成長。大正15年、恐慌により休業に追い込まれ、その後は商業会議所、労働会館などとして改装されましたが、現在、歴史民俗館として大正5年当時の姿に復元されています。
▲旧古賀家(雛人形の単体撮影不可)
【旧古賀家】古賀銀行の創設者古賀善平の住宅で、明治17年に建てられました。町家でありつつも武家屋敷の様式を呈しています。
▲旧三省銀行(雛人形は撮影可、鍋島緞通は撮影不可)
【旧三省銀行】旧三省銀行の店舗として明治15年に建築されたものです。旧三省銀行は明治15年に銀行類似業務を行う三省社として設立され、明治18年に正式の銀行となったが、経営悪化のため明治26年に倒産した。その後、医院や住居として改造が加えられ利用されてきた。
▲旧牛島家(館内撮影可)
【旧牛島家】佐賀市今宿町にあった町家建築で平成5年に現在地に移築再建されました。建築時期は、江戸期と推測されており、佐賀城下に残る町家建築としては、最古のものと思われる貴重なものです。
■森永家(館内撮影可)
【森永家】日本一の数を誇る佐賀の恵比須さんを紹介しています。恵比須グッズも多数取り揃えています。好評開催中の「恵比須八十八ヶ所巡り」に必携の通い帳もここで手に入ります。
■野中烏犀圓(館内撮影可)
【野中烏犀圓】野中家は「野中烏犀圓」の製造販売を家業とする老舗で、初代源兵衛氏が1626年に創業した。1796年に生薬「烏犀圓」の製造販売を藩から許され、その際に建てられたのが現存する町家とされ、「冷善楼」と号される座敷では、藩の役人が薬の検査を行ったと伝えられている。
■江頭郷土玩具館(館内撮影可)
【江頭郷土玩具館】田舎雛、日本三大土人形、三大張り子紙人形、天神、姉様、こけし、凧、きじ車、だるま、土鈴、絵馬等日本各地や佐賀の玩具を展示しています。
■肥前通仙亭(館内撮影可)
こちらではくりぜんざい(500円)を食べました。美味かったです^^
【肥前通仙亭】佐賀市の地場産品をより多くの方に知っていただくため、伝統的地場産品の展示販売と、佐賀が生んだ煎茶道の祖、高遊外売茶翁の情報発信を行う施設です。
■656広場
■恵比寿ギャラリー(館内撮影可)
■佐嘉神社
【佐嘉神社】幕末の名君、佐賀鍋島藩10代直正、11代直大藩主を祀る神社です。藩主直正は、国内初の反射炉、大砲カノン砲、アームストロング砲などを作り、近代日本の幕開けに貢献。その功績を称え別格官幣社として祀られています。境内には藩祖、初代を祀る松原神社のほか、松根社、松原恵比須社、松原稲荷神社、佐嘉神社、松原河童社が祀られ、初詣の時期には、この七社を巡る大願成就七社初詣の参拝者で賑わいます。
▲一番社 佐嘉神社
▲二番社 松根社
▲三番社 松原神社
▲四番社 佐嘉荒神社
▲五番社 松原恵比寿社
▲六番社 松原稲荷神社
▲七番社 松原河童社
■徴古館(館内撮影不可)
展覧会「鍋島家の雛祭り」が開催されていました。
【徴古館】鍋島家12代当主直映により昭和2年に創建。当時最も近代的な建物様式で、郷土資料館として社会教化に大きな役割を果たしました。昭和20年閉館。平成9年に国の登録文化財となり、平成10年に復活し現在は鍋島家に関する資料を展示しています。
■エスプラッツ
2階の市民交流プラザで福岡県柳川のさげもん、山形県酒田の傘福、静岡県の稲取のつるし飾りを展示していました。
■白山おひなさまギャラリー
白山アーケード内特設会場にて、商店街の家々に残る明治、大正時代から現代までのひな人形をはじめ、市民の皆さんからいただいたひな人形が展示されていました。
■JR佐賀駅(ゴール地点)
17時頃到着。電車に乗って帰路に就く。
■感想
佐賀市歴史民俗館あたりからは時間がなくてかなり駆け足になってしまいました。前後編に分かれるほど立ち寄る場所が多くて、とても楽しいウォーキングができました。JR九州ウォーキングの時は大隈記念館や佐賀市歴史民俗館が入場無料ということで羨ましい限りです。私も参加しておけばよかったな~
「佐賀城下ひなまつり」は3月20日(祝)まで開催されているので興味がある方は是非足を運んでください。柳川の時もそうでしたが雛人形を見ていると男でも癒されます^^
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