関門海峡周遊ウォーク~もうひとつのゴールを歩いてみた~
2013年4月27日(土)は、JR下関駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
この日は各所でJR九州ウォーキングが開催されていたのですが、このコースに参加を決めたのは第28回 維新・海峡ウォークに参加した時、門司港レトロ中央広場をゴールとするコースを選んだのですが、下関シーモール夜明けの陣をゴールとするもうひとつのコースも歩いてみたいと思ったからです。
JR九州ウォーキング
下関駅:関門海峡を周遊し、門司港駅まで歩こう!(コース距離:約9km)
コース詳細
当日マップ
■JR下関駅(スタート地点)
8時20分頃到着。駅は大規模な改築工事が行われているようでした。
維新・海峡ウォークのもうひとつのゴールだったシーモール下関です。来年の維新・海峡ウォーク参加の際にはシーモールと門司港レトロ両方のゴールを目指したいと思っています。
次の目的地、海峡ゆめタワーを目指します。
■海峡ゆめタワー
コースマップに海峡ゆめタワーの入場料割引券がついていたので、展望室まで登ってみようかと思っていたのですが、営業時間が9時30分からということで50分ほど待たなくてはいけなかったので今回は断念しました…ORZ
【海峡ゆめタワー】平成8年7月にオープンした高さ153mの関門海峡のランドマークタワー。 世界初、球形総ガラス張りの展望室は地上143m。展望室からは、関門海峡、巌流島、そして日本海と、360度の雄大な眺望が目の前いっぱいに広がります。山口県初の「恋人の聖地」に認定。
■あるかぽーと
関門海峡沿いの遊歩道を歩いていきます。潮風が気持ちよかったです^^
「はい!からっと横丁」というアミューズメントパークが2013年9月にオープンするようです。
▲青春交響の塔
【青春交響の塔】幕末期に助けあった高杉晋作と坂本龍馬の友情を2本の石柱によって表現したモニュメント。制作は東京スカイツリーのデザイン監修を務めた澄川喜一。明治維新の重要舞台下関の新しいシンボル。
▲下関市立しものせき水族館 「海響館」
割引券があったので見学しようと思ったのですが、こちらも時間が合わずに断念…ORZ
【海響館】関門海峡を再現した巨大な関門海峡潮流水槽や100種類以上のフグの展示、ペンギンが泳ぐ姿が見られる水中トンネルなど多彩な構成。イルカとアシカの共演ショーも開催している。
▲唐戸桟橋(コース離脱地点)
本来なら次の目的地であるカモンワーフに向かわなくてはいけないのですが、福岡散歩マップや「金子みすゞ詩の小径」のパンフレットを参考にコースを外れてぷらっと散策してきました。その模様は次回の「勝手にウォーキング大会in下関」で報告したいと思います。9時20分頃離脱。
■カモンワーフ(コース復帰地点)
11時20分頃コースに復帰しました。
【カモンワーフ】旧唐戸市場跡地に2002年4月24日にオープン。新鮮な海の幸が楽しめるお食事処や、お土産品店など多彩なお店が集まるシーサイドモール。
■唐戸市場
観光客で大変賑わっています。唐戸市場では金・土・日・祝日に「活きいき馬関街」が開催され、旬の魚をリーズナブルにお買い求め頂けるほか、多数の海鮮屋台が出店し、出来立ての魚料理が味わえます。
たくさんお店があったので、すごく目移りしました。
寿司、どんぶり、汁ものなどが売られていて、寿司は1貫100円からさまざまなネタがありました。
私は、ふく雑炊(500円)とふくコロッケ(100円)を食べました。味は…普通でした(´・ω・`)
■赤間神宮
朱色が鮮やかでとても綺麗な神社でした。私が参拝したときはちょうど結婚式が行われていましたよ
\(^▽^)/ ぉめでとぉ~
【赤間神宮】龍宮城をイメージさせる朱塗りの水天門が海峡に臨んで立つ。壇之浦の合戦で源氏に敗れ、入水して亡くなった安徳天皇を祀る。天皇陵、平家一門の七盛塚、芳一堂がある。
▲芳一堂
【芳一堂】「耳なし芳一」は安徳天皇と平家一門を祀った赤間神宮を舞台にした物語。そのため芳一の霊を祀るお堂が境内の一角にあり、そこには芳一の木像が安置されている。
▲平家一門の墓
▲安徳天皇御陵
■みもすそ川公園
維新・海峡ウォークの際、シーモール夜明けの陣を目指すAコースと門司港レトロ本陣を目指すBコースの分岐点となった場所です。
【みもすそ川公園】海辺に細長く広がる公園からは源平壇之浦合戦の古戦場や関門橋が望め、景色がすばらしい。園内には源義経、平知盛の像、長州砲のレプリカが展示されている。
高杉晋作のお話が上演されていました。休憩も兼ねて観覧したのですが、最後にはポストカードをいただきました^^
▲源義経・平知盛両雄の像
▲長州砲のレプリカ
■関門トンネル人道
【関門トンネル人道】下関と門司を結ぶ「関門海底国道トンネル」は上下2層に分かれ、上部は自動車道、下部は人道となっている。全長780mで、徒歩約15分で渡ることができる。
▲下関側入口
▲トンネル内
維新・海峡ウォークの時は、山口県と福岡県の県境は人が多くて写真を撮ることができなかったのですが、今回は撮ることができました(^^)
▲門司側入口
■和布刈神社
維新・海峡ウォークの際には素通りしてしまった場所。こんな海沿いにあるとはこの時まで知りませんでした。
【和布刈神社】壇之浦の合戦前夜、平家一門が最後の酒宴を開いたといわれる神社。門司区内で最も古く、創建は今から約1800年前の西暦200年と伝えられており、旧暦の大晦日に行われるワカメをとる神事は全国的にも有名です。
■めかり観潮遊覧歩道
▲平家の一杯水
めかり観潮遊覧歩道沿いにありました。下関にも「平家の一杯水」という場所が国道9号線沿いにあるそうです。
【平家の一杯水】壇之浦の戦いで深手を負い、命からがら岸に泳ぎ着いた平家の武将が水溜まりを見つけ、飲んでみると真水だった。が、もう一口飲もうとしたら塩水になっていたという伝説が残る地
■ノーフォーク広場
【ノーフォーク広場】北九州市と姉妹都市のアメリアバージニア州ノーフォーク市にちなんで名前がつけられました。シップウォッチングや関門橋のビュースポットとしても人気です。
■しおかぜの路(サイクリングロード)
しおかぜの路を歩いていると、潮風号が北九州銀行レトロラインを走っているところに出くわしました。この列車、かなりのんびりと走るんですね。
■出光美術館(門司)
「花鳥のしらべ」という展覧会が開催されていました。割引券があったのですが、今回はスルーしました。
【出光美術館】出光興産の創始者、故出光佐三氏が集めた陶磁器や絵画など約2万点の美術品を所蔵する私立美術館。年5回ほどの特別展を開催している。出光史料館を併設。
■旧門司三井倶楽部(館内撮影可)
維新・海峡ウォークのゴール後、門司港レトロを散策した時は外観しか見ませんでしたが、今回は中に入ってみました。
【旧門司三井倶楽部】大正10年に三井物産の接客・宿泊施設として建築されたもので、翌年にはアインシュタイン夫妻が宿泊しています。1階はレストランやイベントホール。2階にはアインシュタイン・メモリアルルームと、作家・林芙美子の作品や愛蔵品を展示した部屋があります。
1階にはレストラン「三井倶楽部」があり、焼きカレーのいい匂いが漂っていました。
受付で100円を払い、2階に行きます。
▲アインシュタイン・メモリアルルーム
▲林芙美子資料室
【林芙美子】小説家。下関市生まれ。自らの半生の最低生活を抒情的に明るく語った小説「放浪記」で文壇に登場。日中戦争勃発後は文壇第一線の従軍作家として各地を歴訪、戦後も多数の新聞連載や長編を発表し旺盛な制作活動を行った。代表作に「牡蠣」「晩菊」「浮雲」「めし」等がある。
■JR門司港駅(ゴール地点)
14時10分頃、門司港駅到着。もう少し門司港界隈を散策してもよかったのですが、2013年5月18日(土)にJR九州ウォーキングが門司港駅で開催されるのでその時ゆっくりと散策したいと思います。
ゴール受付では、JR九州ウォーキング100万人達成謝恩企画としてオリジナルミニタオルとカスミソウの花の種をいただき、ウォーキングポイントも1ポイント追加でいただきました。
■次回予告
JR九州ウォーキングのコースを外れ、父が好きだった詩人の金子みすゞの足跡をたどり、下関の史跡などを訪れましたのでその様子は次回「勝手にウォーキング大会in下関」で報告したいと思います。
この記事へのコメントはこちら