小豆島一周100km(キロ)ウォーク参加報告 スタート編
2015年10月3日(土)~4日(日)は、香川県ユースホステル協会主催の第39回 小豆島一周100kmウォークに参加してきました。
小豆島一周100kmウォークは、その名の通り風光明媚な小豆島の外周約100kmを歩いて、24時間以内での完歩を目指します。昨年は台風接近のため開催が中止されましたが、39回も続くかなり歴史のあるイベントです。
今回から開催内容が大幅に変更されており、ユースホステル会員以外の方でも参加することができるようになったり、さらに前回まではゴール後宿泊を伴いましたが、スタート時間の変更により宿泊する必要がなくなったりと参加しやすいイベントへと改善されていました。実際、参加者の7割は私を含めて初参加の方々でした。
イベント当日までコースの詳細を知らされなかったので、平坦な海岸線のコースを勝手にイメージして、海を眺めながらのんびり歩けたらいいななんて思っていたんですけどね。実際は、過去参加した100キロウォークの中でも一二を争うかなり過酷なイベントでした(^^;)
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■第39回 小豆島一周100km連続歩行ホステリング概要
▲開催日
2015年10月3日(土)~4日(日)
▲集合場所
香川県小豆郡小豆島町 小豆島勤労青少年ホーム [地図]
▲受付時間
2015年10月3日(土) 11:00~
▲開会式・説明会
2015年10月3日(土) 12:00~
▲スタート時間
2015年10月3日(土) 13:30
▲ゴール時間
2015年10月4日(日) 13:30まで
▲制限時間
24時間
▲コース
小豆島勤労青少年ホーム(スタート地点)~小豆島ふるさと村(21.8km)~土庄町役場(39.9km)~大部公民館(58.5km)~橘峠(81.6km)~小豆島勤労青少年ホーム(ゴール地点)
▲コース図
▲ルート図
▲行程表
■高松駅高速バスターミナル [地図]
7時20分頃、夜行高速バスさぬきエクスプレス福岡号に乗って高松駅高速バスターミナルに到着。
■めりけんや 高松駅前店 [地図]
朝飯を食べようとバスターミナル付近でお店を探していたら、ちょうど目の前にうどん屋さんを発見!
「うどん発祥の地」である福岡県を差し置いて「うどん県」と自称している香川県のうどんを滞在中に一度は食べてやろうと思っていました。着いて早々、目的が達成できるということで意気揚々とお店に向かいます。
「ウエスト」や「資さんうどん」などの福岡にあるうどんチェーン店よりも料金は安いですね(゚Д゚;)
まだ朝早いのに、お店の中は結構賑わっています。肉うどん大を注文(500円)。カウンター手前でうどんを受け取ると、具材、ねぎ、天カスなどは自分で好きなだけ加えていくセルフ方式のお店となっていました。
着席し、早速食べます。福岡のやわめの麺と比べると、つるつるしこしこで結構コシがありますね。甘いタレで仕込んだ肉が出汁に溶けて美味い。ボリュームもあってすぐにお腹いっぱいになってしまいました。
何気に立ち寄ったチェーン店でこのレベル、うどん県恐るべし!!
■玉藻公園(高松城跡) [地図]
フェリー乗り場に向かう途中で玉藻公園に立ち寄ります。ちょうど高松城跡玉藻公園開園60周年記念イベントが開催中で、期間中の土・日・祝日は入園無料となっていました。
【玉藻公園】日本三大水城の一つで、生駒家・松平家の居城だった高松(玉藻)城跡を公園として開放しています。周囲三方の濠に海水をたたえる月見櫓や旧東之丸の艮櫓は重要文化財です。海の干満とともに、水位が上下するお堀には、真鯛など多くの海水魚が泳いでおり、鯛の餌やりが楽しめます。
フェリー出港の時間まで2時間ほど時間があったので、高松城跡をじっくり見て回って時間を潰すことにしました。この時の報告は別の機会に…
⇒小豆島一周100km(キロ)ウォーク参加報告 番外編
高松城跡を見て回った後は再びフェリー乗り場を目指します。高松港の付近一帯は再開発され、「サンポート高松」と呼ばれています。高松シンボルタワーやJRホテルクレメント高松などの大規模施設が建ち並んでいました。
■サンポートフェリーのりば [地図]
9時頃、サンポートフェリーのりばに到着。高松駅高速バスターミナルからは歩いて10分ぐらいです。
草壁港行きチケット売り場で乗船券を購入。
有効期限は1週間で、復路が1割引になるということで往復券を購入しました。ただし、復路のフェリーは草壁港出発のフェリーでなければなりません。
■フェリー「ブルーライン」
思っていたよりも豪華な船です。船内には売店なども設置されており、うどんなども食べられます。
出港間際になると、船内は観光客でいっぱいになりました。ブログのコメント欄でサンダルウォーカーさんもこの船に乗ると書き込んでいたので探したのですが、乗客が多すぎて見つけることができませんでした。
この日は天気も良かったので、展望デッキで海を眺めながら小豆島までの船旅を楽しみます^^
定刻よりも5分ほど遅れて高松港を出発しました。
源平合戦の古戦場として有名な「屋島」が見えてきました。頂上が平坦で屋根に似ていることから「屋島」と名付けられており、高松市のシンボルになっています。
船に揺られること1時間ほどで小豆島が見えてきました。船上からスタート地点の小豆島勤労青少年ホームが目視できました!
■草壁港フェリーターミナル [地図]
10時45分頃、草壁港フェリーターミナルに到着。ここからスタート地点の小豆島勤労青少年ホームまでは約1.7kmぐらいなので歩いて行くことにします。
■草壁港バス停 [地図]
草壁港バス停前を通過。バスを利用される方はここで乗って、「オリーブユース前」で降りて下さい。バスだと2分程度で到着します(150円)。
海岸線を歩いて行くのですが、景色がとても綺麗でテンションも最高潮です!
■小豆島勤労青少年ホーム [地図]
草壁港から約20分ほど歩いて、スタート地点の小豆島勤労青少年ホームに到着しました。
スタート受付ではスタッフの方々が笑顔で出迎えてくれました。名前と参加番号を告げ、スタート受付を済ませます。
スタート受付でいただいたものを紹介していきます。
- 日程表、注意事項、コース地図などが書かれたしおり
- 夜間歩行用の首から下げるライト(参加記念品)
- 名前と参加番号が書かれた名刺を入れておくネームホルダー(ゴール時要返却)
- 荷札
- 靴に貼る蛍光シール
④の荷札は、スタート時預ける荷物とは別に、歩行中不要になった荷物にこの荷札を付けてスタッフに渡すとゴール地点まで運んでくれます。こういうサービスは他の100キロウォークにはなかったですね。
お土産として小豆島の特産品をいただきました(^^)
男子更衣室です。もちろん女子更衣室もありました。
荷物置き場です。スタッフがきっちり管理している感じではなかったので、貴重品は持ち歩いたほうがいいでしょう。
体育室です。ここで開会式が行われ、ゴール後には休憩所となります。
開会式が始まるまで「しおり」に載っているコース地図を確認したところ、等高線がひしめく地図が何箇所も掲載されています。残念なことに平坦な海岸線を海を眺めながらのんびり歩けたらいいなという儚い希望は脆くも崩れ去ってしまいましたw
でも、ホームページや送付物にも詳細なコースの説明はなく、大会当日まで知らされないわけですから、私と同じような思い込みで参加された方も多かったのではないでしょうか?
12時5分頃、開会式が始まりました。歓迎の挨拶、主催者の挨拶と続いた後、日程やルートのかなりみっちりとした説明を受けました。
コース説明の中で私が印象深かったのは以下の2点になります。
- 小豆島北側は商店や自動販売機がほとんどないので、土庄港周辺のお店で食料や飲み物を補充して歩いたほうがいいこと
- 大角の鼻灯台周辺は、猪だけでなくヘビやスズメバチに襲われる可能性があること。また閉園のため小豆島孔雀園から逃げ出した野生のクジャクも生息していること
コース説明の後は参加者とスタッフ全員で記念撮影です(写真は公式サイトより拝借)。
ここで、中国山脈横断100kmウォークでゴールまで一緒に歩いていただいたまあきんさんを発見。そしてまあきんさんから今年の周防大島100kmウォークで一緒に歩かれたI永さんとI田さんを紹介していただきました。I永さんはFacebookページによくコメントを書いていただいている方で、I田さんは、私がよく読んでいるブログの管理人さんでした(^^)
記念撮影の後は玄関の前で準備体操が始まります。
スタートの前にどうしても挨拶しておかなくてはいけない人がいたのでキョロキョロして探していると…
サンダルウォーカーさん発見!!
中国山脈横断100kmウォークの時に初めてお話をさせていただき、写真掲載の承諾はいただいたのですが、ブログなんて読んでないだろうと勝手に思い込み、私が「100キロウォーク.com」の管理人だということは告げてなかったんですよね。
その後、中国山脈横断100kmウォークの参加報告のコメント欄にサンダルウォーカーさん本人からコメントをいただいた時は驚いてしまいました。今回は「100キロウォーク.com」の管理人として改めてご挨拶させて頂きました。
■スタート風景
そして13時30分、100キロウォーク参加者が一斉にスタートしました。スタートの様子を動画に撮ってきましたのでよろしければご覧下さい。
前編に続く
いつも楽しく拝読させていただいております。
「小豆島」、お待ちしておりました!
それにしても、スゴい記憶力でいらっしゃいますねぇ~。読ませていただきながら、大会当日が鮮やかに思い出されます。
続編も、楽しみにしておりま~す♪