曽根干潟を歩く
2013年11月16日(土)は、JR下曽根駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。
JR九州ウォーキングでは、時折コース途中やゴール地点で数量限定で参加賞を配布することがあります。それはそれで有難いことなのですが、私のようながめつい人間は参加賞のことが気になってしまい、風景を楽しみながら歩くことができなくなってしまいます。
今回のコースもそのようなコースだった為、参加賞を回収する為にゴール地点までの往路は高速ウォーキングで復路は干潮の時間に合わせてのんびり歩こうと思い、JR九州ウォーキング参加以来初めてコースの往復をしてきました。今回は趣向を変えてゴール地点からスタート地点への復路の様子を報告したいと思います。
JR九州ウォーキング
下曽根駅:日本重要湿地「曽根干潟」を歩こう!
(コース距離:約10km)
コース詳細
当日マップ
■JR朽網駅(ゴール地点) [地図]
9時40分頃、ゴール地点のJR朽網駅に到着。早く到着した為、ゴール受付の方も驚いていました(゚o゚)
先着200名の反射リストバンドと先着500名のヤクルトをゲットしました^^v
スタート地点の下曽根駅の駅員さんがおっしゃるには曽根干潟の干潮は午後2時ごろがピークということだったので、ここからはのんびりと歩いて行きます。
■臨空里海ロード
臨空里海ロードとはJR朽網駅をスタートし野鳥観察舎をゴールとするウォーキングコースのことです。
朽網臨空公園グラウンド [地図] 前には曽根干潟の説明板も設置されています。曽根干潟の景色を楽しみながら歩くことができました。
■野鳥観察舎 [地図]
世界的に希少な野鳥の越冬地であり、渡り鳥の中継地でもある曽根干潟では、年間を通して200種類を超える野鳥が確認されています。こちらでは、野鳥の生態を観察することができます。
■曽根干潟
堤防沿いを歩いていると、多くの参加者たちとすれ違いました。なんでこの人反対方向に歩いているんだろうと不思議そうな顔で見られましたけどね^^;
【曽根干潟】沖合約5km、面積約517haで、北部九州最大規模の干潟です。生きている化石カブトガニをはじめ、絶滅が危惧されている希少生物の宝庫でもあります。また、シギ・チドリ類などの渡り鳥の飛来地として有名で、世界的に希少なズグロカモメやツクシガモ、ダイシャクシギ等の越冬地となっています。日本の重要湿地500や北九州市自然百選に選ばれています。
時間は11時頃でしたが、徐々に干上がっていくのが分かりました。
■カブトガニ自慢館 [地図]
往路ではスルーしたカブトガニ自慢館に立寄ってみました。
【カブトガニ】6月終わりから8月始めの大潮の満潮時間前後に、朽網川河口等につがいで来て、波打ち際の砂の中に泡を出しながら産卵する。50日程して孵化した幼生は十数回の脱皮をしながら干潟で成長します。
館内は、カブトガニに関するパネルや標本のほか、生きたカブトガニが大型の水槽で展示されていました。
カブトガニかっちょえぇぇぇ(*´ω`*)
■海の道(曽根干潟) [地図]
往路では満潮で気付きませんでしたが、海の中に道が出現していて驚きました。
(*゚ロ゚*)アレハナンダ!
コンクリートの道が、干潟の先まで伸びています。曽根干潟の海岸沿いは干潮時には漁に行くことができないため、沖合いに漁船が係留できる場所 [地図] を設けています。そしてこの道は満潮から干潮の中間時間になると出現し、沖合いの係留場まで渡ることができます。
遠くには北九州空港への連絡橋 [地図] が見えます。
海の道を約1km程歩いたら、沖合いの係留施設 [地図] に到着しました。
係留施設から間島 [地図] が近くに見えます。間島はその形からくじら島とも呼ばれているそうです。
再び約1kmの海の道を歩き、岸まで戻ります。
曽根干潟を後にし、長閑な田園風景の中を歩きます。
■北九州農協小倉東経済センター [地図]
往路時、こちらでは先着300名の手ぬぐいが配布されていました。私以外の参加者もスタートしてからここに辿り着くまでかなりの高速ウオーキングだったような気がしますw
■JR下曽根駅(スタート地点) [地図]
13時10分頃、スタート地点のJR下曽根駅に到着しました。既にスタート受付は片付けられていました。電車に乗って帰路に就きます。
私のように参加賞を回収しつつ風景ものんびり楽しみたいという欲張りな方には、コースの往復はおススメです。歩くのが苦にならない方限定ですけどね(^o^)
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