情け無用周防大島100km(キロ)ウォーキング初参加報告 前編

2014年7月25日(金)~26日()は、第20回 情け無用周防大島一周ウォークに参加してきました。このイベントは真夏の周防大島を24時間以内に一周(100km)するというもので、日本一過酷な100キロウォークと言われています。

当初、私は「海辺の景色を楽しみながら歩けたらいいな」などとちょっとした観光気分で参加申込をしたのですが、まさか「情け無用」という言葉がこれほどまで痛感させられるイベントだとは思ってもいませんでした^^;

【お詫び】私のカメラ付携帯電話にはフラッシュ撮影などの機能がないため夜間の写真はボケボケでかなり見づらいと思いますが予めご了承ください<(_ _)>

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没写真(Facebook)

    


■第20回 情け無用!周防大島100kmウォーキング概要

▲開催日

2014年7月25日(金)~26日()

▲集合場所

山口県大島郡周防大島町 民宿つるや [地図]

▲集合時間

2014年7月25日(金) 19時30分

▲スタート時間

2014年7月25日(金) 20時

▲ゴール時間

2014年7月26日() 20時

▲制限時間

24時間

▲コース

民宿つるや(スタート)~青少年旅行村(第1CP:32.0km)~両源田港(第2CP:39.0km)~小学校跡地(第3CP:62.0km)~民宿つるや(ゴール)

▲コース図(クリックで拡大します)

▲行程表(クリックで拡大します)


■JR大畠駅 [地図]

18時45分頃、周防大島の最寄り駅であるJR大畠駅に到着しました。ダイヤの乱れにより、予定よりも1時間ほど遅れての到着です。集合場所の「民宿つるや」までは徒歩で30分ほどかかるので先を急ぎます。


■大島大橋 [地図]

周防大島と本州を繋ぐ全長1,020mの橋です。橋には歩道が設置されており徒歩で渡ることができ、大島大橋の下を流れる大畠瀬戸の渦潮を眺めることもできました。


橋の中央付近が柳井市と周防大島町の行政境です。


橋を渡り終えると、正面には「ALOHA」の文字。明治から大正にかけて、ハワイへ数多くの海外移民が行われ、1963年にはハワイ州カウアイ島と姉妹島として提携するなど、周防大島はハワイと深い縁で結ばれています。


大島歴史民俗資料館 [地図] 前を通過。


■民宿つるや(スタート地点) [地図]

19時15分頃、集合場所の「民宿つるや」に到着しました。


玄関前の受付で参加費の3,500円を払い、名前を告げます。「参加人数は何人ぐらいですか?」と尋ねたところ、申込者が48名に対し、欠席者が5名なので参加人数は43名とのことでした。意外と少ないなと思ったのですが、大体例年通りの参加人数だそうです。


受付ではコース図行程表参加者とスタッフの名簿、そして熱中症対策のをいただきました。


「民宿つるや」の中では先に到着されている参加者の方々が談笑し、くつろいでいました。私のデイバックにつけている糸島三都110キロウォークの点滅バッジに気付いて話しかけてくれた方に「糸島と周防大島どっちが大変ですか?」と尋ねたところ、即答で「周防大島」との返事が返ってきましたw

着替えなどの荷物は民宿の1室に置いておくことができます。ただ、厳重に管理されているという感じではないので貴重品は持ち歩いた方がいいと思います。


19時30分頃、開会式が始まりました。主催者の白浜さんによる注意事項等の説明の後、初参加者は名前を読み上げられ返事をしていきます。そして、準備体操が始まりました。

前屈の運動をしている時に何気に隣の人の足元を見ると、なんとサンダルで運動されている参加者がいます(゚o゚) あとから教えてもらったのですが、この方通称「サンダルおじさん」と呼ばれる有名人で全国のいろいろな100キロウォークのイベントにサンダルで参加しているそうです。

ここで他の参加者の方々を観察してみると、やはり只者ではない雰囲気の方がいっぱいいらっしゃいましたw


準備運動が終わると、私に話しかけてこられた参加者の方がいました。お名前を伺うと、いつもブログでいろんな情報をいただいているまあきんさんでした。お互いに挨拶を済ませ、直ぐ様ウォーキング談義で盛り上がります(^0^)

そして20時に周防大島100kmウォーキングがスタートしました。


■ビー玉海岸(9.0km) [地図]

まあきんさんとお話をしながら時速5km強のペースで歩いていたのですが、気付いたら、私たちの前後に参加者の姿は見えなくなっていました。ビー玉海岸までは団体歩行と聞いていたのでおかしいなと思いながらも歩いて行きます。

21時40分頃、最初の目的地であるビー玉海岸に到着。


ビー玉海岸では他の参加者の姿はなく、スタッフの方しかいませんでした。団体歩行とはなんだったのかw

こちらではお茶とアクエリアスが提供されていたので、アクエリアスをいただきました。


■セブンイレブン周防大島久賀店(10.7km) [地図]

こちらのコンビニはスルーして先を急ぎます。


■久賀港(11.2km) [地図]

風はほとんど吹いておらず蒸し蒸しとした暑さで汗がじわっと流れます。実は夜は海風が強く寒いんじゃないかと思い、ウインドブレーカーなんか持ってきていたのですが無駄な荷物になってしまいました…ORZ


■大崎トンネル(13.5km) [地図]

夜のトンネルとか一人だと怖くて歩きたくないのですが、一緒に歩いてくれる人がいるというのは心強いですね^^


■セブンイレブン 山口大島橘町店(18.2km) [地図]

行程表には「今晩最後の食料確保場所」と書かれていたので、飲み物、おにぎり、パンなど買い込み、20分ほど休憩しました。


道の駅 サザンセトとうわ(23.0km) [地図]

こちらは休憩ポイントとなっており、冷やしたきゅうりやトマト、そしてラムネなどが提供されていました。ラムネのあまりの美味さに思わず叫んでしまいました(*^O^*)ノ□ プハー

【サザンセトとうわ】国道437号沿いにある道の駅。1階は、大島みかんの加工品や海産物などの特産品売り場。2階は地元の素材を使った料理が味わえるレストランになっています。道の駅のすぐ裏が瀬戸内海で、道の駅からも瀬戸内海を望むことができます。


星野哲郎記念館(24.0km) [地図]

真っ暗で何も見えなかったので、星野哲郎記念館隣にある周防大島文化交流センターの写真を撮りました。最初、銀河鉄道999関連の記念館と思っていたのはナイショですw

【星野哲郎記念館】「男はつらいよ」「なみだ船」「アンコ椿は恋の花」「三百六十五歩のマーチ」「兄弟船」など、名曲の数々を手がけた周防大島町出身で名誉町民の作詞家星野哲郎さんの記念館です。


■青少年旅行村(32.0km) [地図]

2時10分頃、第1チェックポイントの青少年旅行村に到着しました(5.19km/h)。ここではノートに名前到着時間を記帳します。

星野哲郎記念館からここまでの8kmの区間は国道437号線の瀬戸内海沿いの道を歩いてきたのですが、夜空には満天の星が輝いており、とても綺麗でした。ただ、かなり暗い場所もあったので女性一人での歩きは危ない気がしました。


こちらではスポーツドリンクを補充し、ラムネをいただきました。15分ほど休憩し、出発します。


陸奥記念館(36.0km) [地図]

隣の公園には海上自衛隊の飛行艇が展示してありました。

【陸奥記念館】戦艦「陸奥」は名実共に世界最強の軍艦として長い間連合艦隊の旗艦として活躍していましたが、昭和18年に周坊大島沖合で原因不明の大爆発を起こし、1,121人もの将兵と共に瀬戸内の海深くに沈みました。陸奥記念館は、昭和47年11月、恒久平和の殿堂として引き揚げられた遺品や艦の一部と、遺族から寄せられた貴重な資料を展示するため、陸奥の沈没地点を望む丘に建設されました。


■伊保田港フェリー乗り場(36.5km) [地図]

山口県の柳井と愛媛県の松山を結ぶ運航フェリーの中継港です。ここから先、55km地点の片添ヶ浜海水浴場までコース上に公衆トイレがありませんのでここで済ませておいたほうがいいでしょう。


■分岐点1(37.7km) [地図]

ここからは両源田港までの約2kmの道を歩き、再び同じ道を辿ってここまで帰ってきます。ここでは、結構な数の参加者とすれ違いました。


■両源田港(39.0km) [地図]

3時50分頃、第2チェックポイントの両源田港に到着しました(4.98km/h)。こちらでもノートに名前と到着時刻を記帳するのですが、手がむくんでうまく書けませんでした^^;


■分岐点2(41.0km) [地図]

同じ道を往復するコース設定はあまり好きじゃないですね^^;


■JA大島油田支所(41.7km) [地図]

行程表にも書いてありましたが、ここは見逃しやすいので注意が必要です。


■油田トンネル(42.3km) [地図]

なんとも不気味なトンネルです。ここを抜け、しばらく歩くと島の南側に突入します。


■馬ヶ原(45.0km) [地図]

油宇の集落付近は道標がなく迷いそうになりましたが、まあきんさんのGPSウォッチのおかげでなんとか正しいルートを歩けたと思います。あの辺りはもう少し道標を増やしてもいいと思うんですけどね。


4時50分頃、50km地点の民宿こどまり [地図]を目指す峠越えの途中で夜が明けてきました。空は曇っており、日の出は見れませんでした。でも、このまま曇りが続けば日中の気温は上昇せずかなり歩きやすくなるのではないかとまあきんさんと一緒に喜んでいたんですけどね。この時までは…


後編に続く

    

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