情け無用周防大島100km(キロ)ウォーキング初参加報告 後編
前回(情け無用周防大島100kmウォーキング初参加報告 前編)の続き
今回は50km地点の民宿こどまりからゴール地点の民宿つるやまでのウォーキングの様子を報告したいと思います。
【お詫び】カメラ付携帯電話のレンズ部分に私のデブ汗が付着したため、ボケボケで見づらい写真もありますが予めご了承ください<(_ _)>
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■民宿こどまり(50.0km) [地図]
6時頃、折り返し地点である民宿こどまりに到着しました(5.00km/h)。馬ヶ原からの峠越えで水をほとんど飲み干してしまったので、民宿前の自販機でペットボトル3本の水を購入します。
【アドバイス】
周防大島の南側にはコンビニはありませんので水分補給は自販機が頼みになります。これから先のコースは海沿いの集落⇒峠越え⇒海沿いの集落⇒峠越えが繰り返されるのですが、峠付近には全く自販機はありませんので峠越え前の集落の自販機で水分を確保しておいた方がよいでしょう。人それぞれだと思いますが、私の場合はペットボトル3本ほど確保して峠越えに挑みました。事前情報では自販機はあまりないとのことだったのですが、集落付近には意外と自販機はありましたよ^^
行程表には書かれてませんが、民宿こどまり前には休憩ポイントができていました。
目の錯覚でしょうか?なぜかビールが見えるのですが(つд⊂)ゴシゴシ
こちらでは15分ほど休憩して出発しました。
■JA和佐支所(51.8km) [地図]
玄関前に貼られたJAのマークでかろうじてわかりました。ここを左折し海岸方面へと向かいます。
海岸沿いを歩いていると、雲の合間から太陽が顔を覗かせ始めました。先ほどまでまあきんさんと一緒に「今日は曇りで助かりましたね」なんて喜び合っていたのですが、そうは問屋が卸しません!ここからゴールまでは、太陽が常に私たちを照らす情け無用の展開が続きました…ORZ
峠越えではデブ汗全開です。熱中症にならないようにこまめに水分を補給します(^^;;)
■片添ヶ浜海水浴場(55.0km) [地図]
日本の地中海と呼ばれる瀬戸内海国立公園内にあり、周辺の自然環境と水浴場内の観光施設がよく調和した美しい海水浴場です。道路沿いには椰子の木が建ち並び、南国ムードが漂います。
ここは島の南側では初めての公衆トイレがあったのでトイレ休憩をとりました。
厳島神社の海上鳥居 [地図] 前を通過。
■五条千本桜の看板(59.0km)
片添ケ浜海浜公園から沖家室までの県道60号線の道沿いには桜並木が続き、五条の千本桜として町内随一のサクラの名所となっています。
五条千本桜の看板は見つけられなかったので「五条」バス停 [地図] の写真を撮ってきました。
■シーボルト上陸の地(60.0km) [地図]
【シーボルト上陸記念碑】江戸時代、医師シーボルトが江戸参府の折に寄港し、この地に上陸しました。博物学者らしく、植物の記録など残しています。それを記念して、碑が建てられました。
■沖家室大橋(61.0km) [地図]
周防大島と沖家室島を結ぶ全長380mの橋です。あの橋を渡り、沖家室島にある第3チェックポイントを目指します。
橋中央付近までは登り坂になっており、地味にしんどかったです^^;
■小学校跡地(62.0km) [地図]
8時50分頃、第3チェックポイントの小学校跡地に到着しました(4.83km/h)。
ここでもノートに名前と到着時間を記帳します。ここではスイカが食べられると聞いて楽しみにしていたのですが、到着した時には品切れでした…ORZ
ここでは20分ほど休憩して、うんざりするような暑さの中出発します。
■「佐連」バス停(63.5km) [地図]
再び、沖家室大橋を渡って周防大島に戻ってきました。
■「地家室」バス停(65.4km) [地図]
ここは右折せずに、県道60号線を伊崎方面に歩いて行きます。
■「伊崎」バス停(68.5km) [地図]
ここはバス停を正面にして右側の道を歩いて行きます。
外入の集落付近で最初に見つけた自販機で水を購入していると、他の参加者から家の中でアイスも販売しているよと教えてもらいました [地図]。
こんな糞暑い中でのアイスは最高ですヽ(^。^)丿イヤッホー
■白木郵便局(71.7km) [地図]
白木郵便局前を通り過ぎ、この先の分かれ道 [地図] を県道60号線沿いに歩いて行きます。
■立岩(75.3km) [地図]
【立岩】県道60号線沿いの海岸にそそり立つ高さ40mの安山岩でできた奇岩で馬頭観音がまつられています。
■立岩海水浴場(75.6km) [地図]
砂浜は白く、海もエメラルドグリーンでとても綺麗なのですが、海水浴客は全然いませんでした。
■橘町役場支所(78.0km) [地図]
ここは県道4号線沿いにいろいろなお店が建ち並ぶ商店街といった感じの場所です。周防大島の南側ではここが一番賑わっていました。
■お食事処「サクランボ」(78.5km) [地図]
周防大島100kmウォーキング公式食事ポイントであるお食事処「サクランボ」にやってきました。
ちょうど中から出てきた参加者から「冷やしそうめんとビールがお店の中にあるよ」と誘われましたが、暑さのため食欲が全くわかなかったのでご遠慮させていただきました^^;
■庄南ビーチ(79.6km) [地図]
波静かなビーチで、小さな子供でも安心して泳ぐことができる人口海浜公園として家族づれで賑わっています。
庄南ビーチ前にはお地蔵様 [地図] が設置されており、その脇にある水道で水浴びをすることができます。冷水を頭からかぶると生き返りました(`・ω・´)
■秋(82.7km) [地図]
炎天下の日よけの無い海岸沿いを歩いて行きます。あづぅ~いっ!!!
■「家房」バス停(84.6km) [地図]
日陰になっていたのでしばらく休憩しました。外入の集落を出発してからは4~5kmおきにまあきんさんと一緒に休憩をとるようにしていました。気力的に、続けて歩ける距離が4~5kmで限界になっていたからです。
■沖浦トンネル(87.0km) [地図]
夜のトンネルは怖いですが、日中のトンネルは日陰になるので助かります^^
■「横見」バス停(90.0km) [地図]
ゴールまで残り10kmです!
■日見の大仏様入口(91.2km) [地図]
日見の大仏様入口手前にある中谷商店 [地図] でカキ氷を購入し休憩をとりました。
【日見の大仏様】西長寺の阿弥陀堂に安置されている藤原時代末期の作とされる高さ2.82mの木造阿弥陀如来座像です。県下一の大きさを誇る国指定の重要文化財です。
■志佐の三叉路(93.9km) [地図]
16時50分頃、志佐の三叉路を通過。19時までにここを通過できないと回収車に回収されてしまいます。ここは右折せず、県道4号線沿いを海側に歩きます。
写真では分かりづらいですが、遠くに大島大橋 [地図] が見えてきました。この辺りから完歩が見えてきた安堵感からか突然眠気が襲って来ました。この時点で35時間以上起きた状態です^^;
■塩釜神社(95.5km) [地図]
ゴールまではもうすぐですが、ここでもやはり休憩をとります。
【塩釜神社】江戸時代の初期、周防大島に入り浜式の塩田が完成し、その塩田の守護神として1689年に創建され塩田関係以外にも地元から広く信仰を集めました。
■大島商船高等学校(97.8km) [地図]
県道4号線沿いを歩き、小松開作三叉路 [地図] 、大島商船高等学校を通り過ぎます。
ゴール手前1km地点のポプラ周防大島店 [地図] に到着。
こちらではガリガリ君(梨)をようやく食べることができました。いままで立寄ったお店にはガリガリ君が置いてなかったんですよね。
■民宿つるや(ゴール地点) [地図]
ゴ━━━━━━ヽ(´∀`*)ノ ━━━━━━ル!!!!
18時18分、ゴール地点の民宿つるやに到着しました(4.48km/h)。タイムとかどうでもよく、生きて帰ってこれたのがすごく嬉しかったですw
過去参加した100キロウォークでは、ゴール付近でスタッフの方に拍手で出迎えてもらったりしたのですが、このイベントでは誰も出迎えたりせず指示が書かれた紙が置いているだけですw この放置プレイに多少面食らいましたが、玄関前のテーブルに置かれた記入表に名前とタイムを記帳します。
玄関前では、まあきんさんとゴール後の記念写真を撮り合いました。
民宿つるやの中ではスタッフと参加者数名による反省会が始まっていました。私たちは反省会には参加せず、テーブル席で頂いた缶ビールで乾杯しました。
(*^◇^)/□☆□\(^◇^*) かんぱーい!
シャワーを借りてから帰路に就こうと思っていたので、まあきんさんに最後まで鈍足ウォーカーの私に付き添っていただいたお礼を述べ、ここでお別れをしました(T_T)ナゴリオシイ…
男性用の浴室が使用中だったのでドアの前で待っていたら、女性用の浴室から男性の参加者が出てこられました(゚o゚)
その方曰く女性の参加者はもういないので女性用のシャワーを使ったらいいですよと薦められましたが、丁寧にお断りをし、男性用のシャワーで汗を流しました^^
筋肉痛の足を引きずりながら周防大橋を渡り、JR大畠駅まで歩いていきました。
■感想
開催時期、コース設定など本当に情け容赦ない100キロウォークのイベントでした^^; 完歩できたのも「このイベントにはもう二度と参加したくない!」という一心からだと思いますw ただ良い面もあって、たいていの100キロウォークのイベントで完歩できる自信がつきました。
この記事が周防大島100kmウォーキングへの参加を予定されている奇特な方の参考になれば幸いです。
あらためてお疲れ様でした(^^)
ひとつひとつが灼熱の気温とともに思い起こされます。
臨場感ありますね。楽しく読ませていただきました!
その後、中4日で参加した房総横断70kmは、
気温はともかくコースがめちゃめちゃ暗くて(灯りのないトンネルも多数)
やっぱりゾクゾクしました( ̄◇ ̄;)
またの機会にご一緒できれば幸いです。
これからもウォーキングを楽しみましょう!(ただし健康的なやつ)