九州オルレ 嬉野コースを歩く
2014年4月5日(土)は、JR武雄温泉駅で開催されたJR九州ウォーキングに参加してきました。今回のコースは2014年3月1日に開設されたばかりの九州オルレ嬉野コースとほぼ同じでした。
オルレとは韓国・済州島で人気のハイキングコースのことで、このオルレを通して観光客を誘致しようと、九州各地にも「九州オルレ」が誕生しています。
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JR九州ウォーキング
武雄温泉駅:春の嬉野温泉はお祭り三昧!~嬉野満喫ウォーキング~
(コース距離:約15km)
コース詳細
当日マップ
■JR武雄温泉駅 [地図]
この日も天気予報では雨とのことでしたが青春18きっぷの残りがあと1回分残っていたので出かけました。青春18きっぷは5回分全部使い終えないと割安にはならないんですよね^^;
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8時30分頃、JR武雄温泉駅に到着。スタート受付を済ませ、駅北口のバス停でスタート地点の吉田まんぞく館まで搬送するシャトルバスに乗り込みます。天気はどんよりとした曇り空でしたが、雨は降っていません。歩き終えるまで雨が降らないことを祈ります。8時50分頃、スタート地点の吉田まんぞく館に向けて出発。
■吉田まんぞく館(スタート地点) [地図]
30分程バスに揺られて、スタート地点の吉田まんぞく館に到着。雨が降らないうちにウォーキングスタート!
なんともでっかい急須が出現!!この中は休憩所になっているようです。さすがお茶の産地ですね^^
百年桜までは坂道を登って行きます(゚o゚)ウゲッ!!
■納戸料の百年桜 [地図]
お茶の産地嬉野らしく茶畑の中にほぼ満開の状態で咲いていました。茶畑の緑とのコントラストも見事でしたが、晴れた日の青空とのコントラストも見てみたかったです。先ほどの吉田まんぞく館に駐車して、百年桜を見にくる人が多いみたいですね。
【納戸料の百年桜】長い間、地域の人々が大切に守ってきた樹高13mを誇る一本桜。近隣にバイパスが開通したのをきっかけに、知る人ぞ知るスポットだったものがほんの数年で一気に全国区の知名度になりました。
■肥前吉田焼窯元会館 [地図]
肥前吉田焼窯元会館に到着。この日は「吉田おやまさん陶器まつり」が開催されており、駐車場ではテントが建ち並び、いろんな陶器が安く販売されていました。
肥前吉田焼窯元会館は九州オルレ嬉野コースのスタート地点になっており、カンセが設置されています。
※カンセとは済州島に住む野生馬をモチーフにしたオブジェで、馬の頭が進行方向になります。
吉田皿屋地区には焼物の里らしくトンバイ塀に陶板の壁画がありました。
■大定寺・吉浦神社 [地図]
吉田焼陶業の繁栄を祈願して建てられたお寺と神社です。
境内にはカラフルな風車を持ったお地蔵さんが並んでいます。
吉浦神社本殿脇の森をしばらく歩きます。
森を抜けると茶畑と棚田が織りなす里山の美が広がります。
嬉野市内に広がる茶畑は、地域によって茶畑の形が多様です。
茶畑の中をしばらく歩いているとショートコースとロングコースの分岐点に遭遇。どちらにするかかなり迷ったが、まだ雨は降っていなかったのでロングコースを選択しました。
■立岩展望台 [地図]
立岩展望台に到着した途端、雨が降り出してきました。ここまでの登り坂はかなりしんどかったですが、この先も登り坂はまだまだ続きます。ロングコースを選択したことをちょっと後悔(;ω;)
【立岩展望台】温泉街の南東の山上にある展望台。海抜345mの高さにあり、嬉野の茶畑や町並みはもちろん、東南に多良岳山、北に天山、有明海など、360℃ぐるりと一望できます。
展望台からみた嬉野市街地の眺めです。晴れた日に来たかったな~
ここでレインウェアとシューズカバーを着用し、22世紀アジアの森に向かって出発します。
■22世紀アジアの森
22世紀アジアの森へと入って行きます。
【22世紀アジアの森】アジア諸国で生息している木花を植え、自然の中の国際交流の場として造られました。ここの植物が育ち根ざして行く間、国際交流が活発に行われ、アジア諸国間の関係が強くなって行く事を願い、「22世紀アジアの森」と言う名前が付けられています。
森の中にはイノシシ避けの一斗缶と棒が設置されていました(||゚Д゚)ヒィィィ!
メタセコイア展望台からは県内では唯一のメタセコイアの群生林を見ることができます。メタセコイアの写真は撮り忘れました…ORZ
雨のため足場の悪い森の中をひたすら歩きます。
森の中の休憩所である総合作業施設に到着。こちらでは嬉野高校の学生さん達による温泉蒸しの振舞いが行なわれていました。
サツマイモの温泉蒸しと熱い紅茶をいただきます。雨の中、体が冷え切っていたのでありがたかったです^^
総合作業施設を出発してからは、ひたすら嬉野市街地を目指して歩きます。気付いたらいつの間にか雨は止んでいました。
目の前に棚田が広がります。雨の影響でかかった靄が恨めしいです。
JR九州ウォーキングの道標の矢印は全面的に信頼してますが、この細道は初めて「本当に?」と疑った道ですw
熊野神社 [地図] 前を通過。
■うれしの茶ミット会場 [地図]
うれしの茶ミット会場に到着。私が到着した時には「うれしの煎隊茶レンジャーショー」が開催されていました^^
新茶の試飲や販売のブースでは大勢の来場者で賑わっています。
スタート受付の時に貰った引換券で温泉湯豆腐をいただきます^^v
美味しそうですね^^
湯豆腐だけだと物足りないので、お茶うどんとおにぎりのセットも追加。お腹いっぱいになりましたゲップ(*´3`)-з
■轟の滝 [地図]
轟の滝周辺は公園として整備されており、川沿いの桜並木も綺麗でしたよ^^
【轟の滝】三段の滝から形成され、平坦地にある滝としては珍しく落差11mを誇る。流れ落ちる水の音が雷のように聞こえることからその名が付けられた。滝の高さは約11m、滝壺の面積は約2500平方mで、平坦地の滝にしては大規模なもの。
嬉野川遊歩道を温泉街へと向かって歩いて行きます。川のせせらぎを聴きながら情緒溢れる嬉野の景観を満喫でき、最高の遊歩道でした^^
鴨も優雅に泳いでいます。ここの鴨は人なつっこくて有名みたいです。
■嬉野温泉公園(ゴール地点) [地図]
13時30分頃、ゴール地点の嬉野温泉公園に到着。ゴール受付では雨の日ポイントを含め3ポイントいただきました^^v
この後は帰りのシャトルバスの出発地点である嬉野温泉バスセンターに歩いて向かいます。
■嬉野温泉 シーボルトの湯 [地図]
【シーボルトの湯】「古湯温泉」として長く親しまれてきた公衆浴場でしたが、1996年に施設の老朽化などで、惜しまれながら閉鎖されました。しかし、2010年4月1日に再建を願う地元の要望を受けて「シーボルトの湯」として営業を開始しました。館内には、大浴場や貸切湯、市民ギャラリーなど、観光客や市民に憩いをもたらす施設として整備されています。
■嬉野温泉 シーボルトの足湯 [地図]
歩き疲れた足を癒す為、5分ほど浸かっていきました^^
【シーボルトの足湯】江戸時代、日本の西洋医学に貢献したことで知られるシーボルトが江戸参府の途中に嬉野温泉に立ち寄った記録が残っていることから名付けられた足湯。ここは九州オルレ嬉野コースのゴール地点になります。
■湯宿広場 [地図]
2012年4月にオープンした市内2番目の足湯の施設です。こちらでも5分ほど浸かっていきました^^
こちらの施設は足湯だけでなく足蒸し湯も設置されています。
■豊玉姫神社 [地図]
海神の娘で、竜宮城の乙姫である豊玉姫を祭る神社です。
豊玉姫は肌が白くて美しかったことから美肌の神様としても有名です。
境内には「なまず社」があり、ここに祀られている豊玉姫の遣いであるなまず様にお参りすれば「肌の病」にご利益があるといわれています。
■嬉野温泉バスセンター [地図]
14時30分発のJR武雄温泉駅行きのシャトルバスに乗り、帰路に就きました。
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