勝手にウォーキング大会in天拝山
前回(二日市温泉藤まつりを歩く)の続き
JR二日市駅開催のJR九州ウォーキングのコースを外れ、「二日市温泉 藤まつり」で開催されていたふじまつりスタンプラリーに参加し、天拝山やその周辺の史跡などを歩いてきました。
■勝手にウォーキング大会in天拝山
以下の資料を参考に次のようなコースを歩いてきました。
▲コース
天拝山歴史自然公園~椿花山武蔵寺~御自作天満宮~紫藤の滝~天拝山~荒穂神社~天拝山歴史自然公園
▲参考資料
●ふじまつりスタンプラリー
●福岡歴史探訪ウォーキング [楽天] 95ページの地図
■天拝山歴史自然公園
ふじまつりスタンプラリーの受付でスタンプラリーの台紙をもらう。
■椿花山武蔵寺
入口付近にあったスタンプラリーのスタンプを押し、境内に入ります。
樹齢1,300年と言われる満開の藤棚には大勢の見物客がいました。この日は、午前中に藤供養のイベントが行われていたようです。
■御自作天満宮
武蔵寺に近接する小さな神社です。ここもスタンプラリーのチェックポイントなので立ち寄ります。
【御自作天満宮】菅原道真が武蔵寺を参詣した際、自ら刻んだ木製座像を御神体としています。全国に数多い天満宮の中でも、菅原道真が彫った像が祀られているのはここだけです。1月、4月、10月の25日に御神体が御開帳されます。
境内では琴の演奏会が行われていました。
■紫藤の滝
御自作天満宮の参道下にありました。
【紫藤の滝】菅原道真公が無実の罪が晴れるようにと天拝山で祈るに際し、身を清めたといわれている。紫藤の滝の砂は、身を清めるお潮井の砂としても使われています。
■天拝山
山頂へはいくつかのルートがありますが、スタンプラリーの台紙に書いてある九州自然歩道ルートを登ります。
【天拝山】無実の罪で九州大宰府に左遷され、失意の中で亡くなった菅原道真公は数々の伝説を残しました。無実を訴えるために天拝山の山頂に登り七日七晩祈り続けたところ、天から「天満自在天神」と尊号を下された。つまり菅原道真公が神様となった場所だと言われています。
▲開運の道
九州自然歩道ルート沿いには山頂まで一合ごとに菅原道真の短歌が彫ってある開運の道という歌碑が設けられていました。
●起点
寝ても又 覚めても辛き 世の中に 有る甲斐もなき 我住居哉
●1合目
憂しといふ 世に住ながく 露の身の 消てはかなき 身をややつさん
●2合目
とらば手に 溜まりもやせん 秋の夜の 草場の露に 寝る月形
●3合目
憂き事の 夢になり行く 世なりせば いかで心の 嬉しからまし
●4合目
薫くまゝに 霞の衣 重ね着て 花の紐をば いつか解べく
●5合目
生れきて 世に墨染めの 袖ならば 心を知れや 法のしるしに
●6合目
さるからに 心細くも 聞ふるは 山より奥の 入合の鐘
●7合目
鶏の音に 夢打ち覚めて 独り寝る 其晩は 物憂かりけり
●8合目
戌桜 先咲初て 山里の 木末に匂ふ 衣更着の比
●9合目
いつまでか 花の契りの 深からじ 去年を今年に 思ひ合せん
▲荒穂神社
九州自然歩道ルートの6合目付近にある神社です。ここもスタンプラリーのチェックポイントになっていました。
九州自然歩道ルートは山登りの雰囲気は薄く、緩やかな坂のウォーキングコースといってもよく、実際近所に住んでる方たちが犬を連れて山歩きを楽しんでいる姿が多く見受けられました。
しかし、8合目付近でこの緩やかな坂道は終わります。ここから山頂までは436段の階段を昇らなくてはなりません。デブ汗全開で登ります(´Д`A;)
▲山頂
登りはじめて30分程で山頂に到着しました。標高は258mで意外と低い山だったんですね。スタンプラリーのスタンプを押し、山頂付近を散策してみます。
●天拝神社(菅原神社)
●天拝山展望台
展望台からの景色は本当に感動しました。しかもこの日は天気も良く、すごく良い眺めでした。ここから眺める夜景は「ちくしの銀河」と呼ばれているそうです。
■天拝山歴史自然公園
13時40分頃到着。山頂から下るのに20分程かかりました。
ゴール受付で最後のスタンプを押します。
景品はボールペンと花の苗が選べたので、白侘助の苗をいただきました^^
この後は、JR九州ウォーキングのコースに復帰するため二日市温泉の御前湯に向かいました。
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